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家の前にされる飼い犬の糞尿被害は、家主にとっては悩みの種です。
せっかく買った家の前に、犬の糞やおしっこをした跡が残されているなんてイラッとさせられます。

そこで、以前ですが家の前の犬の糞尿被害についての対策をまとめてみました。
この対策の1つである『立て札や張り紙をする』というやり方は効果があるんですが、書き方や写真などの載せ方によっては、相手とトラブルを起こしてしまう恐れがあります。
そこで、今回は飼い犬の糞尿被害に対して立て札や張り紙をする有効性と、する場合に気を付けるべき点について紹介していこうと思います。




■立て札・張り紙の有効性

飼い犬の糞尿被害で1番の原因は、飼い主のモラル不足です。
実際多いんですよ。自分の飼い犬が糞やおしっこをしてもそのまま放置で、なんとも思っていないアホな飼い主が(ꐦ°᷄д°᷅)

おしっこはしょうがないにしても糞を置いていくのが腹が立ちます。
飼い犬の糞の後始末すら出来ない人に犬を飼う資格はないと声を大にして言いたいですね。

そんな飼い主がなぜ飼い犬の糞を置いていくのかというと、まぁアホだからというのもあるんですが、誰も見てないし、注意もされないからです。
だからといって毎日外を見てその飼い主と飼い犬が糞を置いて帰ろうとするのを見張って注意しに行くのは難しい話です。

しかも、注意をした所で激しく口論になって、近所トラブルになるのは避けたいところです。
そこで、立て札や貼り紙を貼ることで、糞やおしっこをされて迷惑をしていると視覚から訴えることが出来ます。

最低限の一般常識を知っている人ならこれが立てられたり張りだされたらさすがにやばいなと思うはずです。
それでも変わらない場合は、監視カメラや最近ではダミーカメラも売ってあるので、それを見える位置において『監視カメラ作動中』の貼り紙を貼るのも効果的です。
赤外線型ダミーカメラ
ラムエンタープライズ株式会社



監視カメラに映ることを嫌う人が多いので、かなりの抑止力になるはずです。
ですが、中にはこれをしても相変わらず嫌がらせのように糞を置いて帰る腐れ飼い主もいます。

そんな時は、監視カメラなどで犯行姿を撮影出来ているなら写真を載せて警告するという最終手段を使ってしまってもしょうがないと思います。
やりすぎかもしれませんが、再三の警告を無視するほどの性根も存在も腐った相手にはこのくらいしないとわからない輩もいます。

しかし、このやり方は相手からの反感を買ってしまいやすいので、あまりお薦めはしたくないやり方です。
それでは次に、立て札・張り紙をするときの注意点と、お薦めはしないですが、張り紙に写真を載せる時の注意点を書いていきましょう。



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■立て札・張り紙をする時の注意点

立て札・張り紙の文字はシンプルに
立て札や張り紙を使う場合、お店で売ってある立て札やステッカーを使うのが一番です。自分で立て札や張り紙に書くとついつい感情的に書いてしまうので、無難な言葉で注意喚起をすることが大事です。
もし、糞を置いていっている飼い主のことを知っていても絶対に名指しで書くことはしないようにしてください。

これをしてしまうと名誉棄損罪侮辱罪に該当してしまって訴えられてしまう恐れがあります。


ご近所には根回しをしておく
立て札や張り紙を張ることを近所の人には伝えておくと後々何かあったときに相談や協力を仰ぎやすいので、根回しをしておきましょう。
仲間は多いに越したことはありません。


周りの迷惑にならないようにする
立て札や張り紙は、自分の家の敷地内に置くこと。
玄関フェンスや壁周辺につける場合でも歩行者や車の邪魔にならないように置かなければいけません。

犬は糞をするところを決めているので、いつも糞ををされる所に見えるように置くことが大事です。
飼い犬の排泄中は飼い主も立ち止まるので嫌でも目に入る場所に置いてやりましょう(๑•̀ㅂ•́)و✧

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■張り紙に写真を載せる時の注意点

飼い主の顔出しはNG
飼い犬が自宅前で糞をしている決定的な動画が撮れた時、飼い主と犬の写真を載せてしまいたいところですが、これはやめておいてください。
そのまま載せてしまうと肖像権の侵害になってしまいます。

肖像権の侵害とは『個人の私生活上の自由として、みだりに自己の容貌姿態撮影されたり、撮影された肖像写真を公表されないという人格的利益の権利』と定義されており、他人の顔が写りこんでいる写真を勝手に公表してはいけないという権利です。
肖像権は写真の顔や姿から他の人がその人だと認識できてしまうと侵害に当たってしまいます。

ですが、顔にモザイクがかかっていたり、画像がぼんやりしていてその人だと特定しづらい場合は、肖像権の侵害になることはありません。
なので、写真を載せる場合は、飼い主の顔にモザイクをかけたり解像度を下げて掲載することが必要です。

ちなみに、犬については肖像権なんてものは発生しないんで、そのままクリアな状態で載せてしまって大丈夫です。


張る前に根回しをしておく
今回の場合は相手が怒鳴り込んでくる恐れもあるので、張る前にご近所さんや自治会長、地区の組長さんに話をしておくといいです。
その時に撮った画像や映像も一緒に見てもらって、なにかあったときには協力してもらえるようにしておきましょう。


張る期間を決めておく
写真付きの張り紙を張った後、飼い犬の糞尿被害が収まったのなら期間を決めて剥がすようにしてください。
そのまま置きすぎると相手側から何かしらのアクションをしてくるかもしれません。

犬の散歩は毎日やっているでしょうし、1週間ほど様子を見てしなくなっているようだったら剥がしてしまっていいと思います。






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■まとめ

立て札や張り紙は、相手に直接言わなくても視覚で『迷惑だ』という事をわからせる良い方法です。
立て札や張り紙が張ってあると家の前の道を通る人もその場所を意識してくれるようにもなります。

ですが、感情的に書いてしまったり、写真の載せ方次第では相手から訴えられてしまう恐れもあります。
何をしても改善されない、むしろ悪意すら感じる場合は、紹介した注意点に気をつけながら写真を載せて注意喚起をやるようにしてください。

家の前の飼い犬による糞尿被害に、立て札や張り紙を考えている人の参考にしてもらえると嬉しいです。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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