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最近暑くなってきたせいか徐々に蚊が出てきました。
蚊って嫌ですよね。刺されると痒いし、血を吸うし、何よりあの羽音がイラッとします。

知らずに刺されて痒くなってから気づくことが良くあります。
特に子供がいる家庭は子供が良く刺されているんじゃないでしょうか。

我が家の息子たちもどこで刺されたかぷっくり腫れていることが最近多くなってきています。
しかもボリボリと掻くので血が出てとても可哀そうです。

今回はこれからの時期に出てくる蚊について書いていきます。



■蚊を知ろう

蚊の生態

一般的に蚊と言っても家に侵入してくる小さめの家蚊(アカイエカ)と、外の藪などでよくみる大きいやぶ蚊(ヒトスジシマカ)に分かれます。

やぶ蚊は人が近づくと寄ってきて刺してきます。命知らずの特攻タイプです。
家蚊はどこからともなく家に侵入し、寝静まった時にそっと近づき刺してくる必殺仕事人タイプです。

必殺仕事人の曲代わりにあの羽音なんでしょうかァ '`,、'`,、('∀`) '`,、'`,、
ちなみに家蚊もやぶ蚊もあの嫌な羽音を出すのはメスだけだと知っていますか?

オスはあの羽音を出しません。
そして人間や動物の血を吸うのもメスだけです。

理由は卵を生むための栄養を取るのに吸血をするからです。
普段はオス、メスともに果物や花の蜜が主食だったりします。

血を吸ったメスの蚊は5日くらいで卵を産みます。
卵は4日くらいで孵化し幼虫(ボウフラ)が産まれます。

それから7日くらいでサナギになり、さらに3日で成虫の蚊になっていきます。
メスの蚊が血を吸ってから約3週間あれば新しい蚊たちが続々と増え続けていくのです。

ボウフラの生息場所

ボウフラは水中に住んでいます。
生息場所もさまざまで下水溝・雨水マス・空き缶・古タイヤ・竹の切株・墓地の花立、庭の使わなくなったバケツなど水が溜まる場所は、すべてボウフラの楽園となります。

お墓参りで花立に水を入れているとあふれたところに黒く動く生き物を見た経験はないでしょうか?
こいつがボウフラです((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル


蚊の生息場所と活動時間
蚊は草や藪、木などに隠れています。
活動時間も日が落ちてくる夕方から夜にかけて特に活発になります。

どうやら日中の暑い時間は蚊といえども辛いみたいです。
家の軒下や木陰、草があるところだと暑さをしのげるので日中でも襲ってくる可能性はあります。


蚊が人に気づく理由
蚊は私たちの吐く二酸化炭素汗のにおいに反応して襲ってきます。
特に体温が高く騒ぎまくって汗をかく子供たちは格好の標的でしょうね。

また血液型にも関係があり、どうやらO型がお好みだそうです。
我が家はみんなO型なので、さぞかし息子たちは蚊に好かれそうですね。


刺されると痒くなる理由
蚊は刺す時に痛みがないように麻痺させる唾液を注入します。
この唾液がアレルギー反応を引き起こし痒みが出てくるのです。

いつの間にか刺されて痒くなってるのはこのせいです。
しかもこの唾液がやばいウイルスや病原虫を持っている場合もあります。

何年か前に巷を騒がせたデング熱マラリア 、数は少なくなってきましたが日本脳炎などを引き起こします。

血を吸って痒くさせ、しかも死に至る病すら引き起こす。
蚊は人にとって害虫の中の害虫、害虫のエリートと言えます。


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■駆除方法

水場を無くす
水場がなければ繁殖は抑えれるはずです。
庭の水が溜まりそうなところをチェックしていってください。

しかし下水溝や雨水マスやご近所さんまではさすがに手を出せません。
完全に駆除は無理だと思います。

隠れる場所を無くす
影になる場所を出来るだけ無くしてあげるといいです。
特に草がたくさん生えていると集まってくるのでちゃんと草抜きをしましょう。

いっそ我が家のように真砂土で埋め尽くすと発生率を下げれるはずです。
真砂土と防草シートで造る節約庭づくり

個別撃破
見つけたら叩くを心がけましょう。
昔、実家の自分の部屋で寝ていてあの羽音で起こされたことがありました。

イラッとしますよね、あれ。
そのまま寝れる太い神経してればいいんですが、私は確実に仕留めないと気になって寝れない性質です。

足を隠して腕だけだしての囮作戦で2時間粘って仕留めたことがあります。
今は殺虫剤も良いものがあるのでそちらを使う事にしています。


嫌いな香りを置く
ハーブ系がどうやら苦手みたいです。
バジル、レモンバーム、レモングラス、キャットニップ、ラベンダー、ローズマリーなどをお庭や玄関に置いてみるのも良いのではないでしょうか。


おしゃれになるし蚊も寄せ付けません。
確実に!!とは言えませんが。

こんなものまで

   
蚊を寄せ付けないアプリもあるそうです。
超音波みたいなものを発生させるそうで効くのかどうかは良くわかりません。

こんなものまで出るとはスマホってすごいですね。

刺された場合

刺された場合は掻かないように!!
余計痒くなるのでかゆみ止めを塗るようにすればすぐ引いていきます。



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■外で気を付けること

農作業や草取りをする場合は長袖長ズボンでするといいです。
やぶ蚊はそれでも刺してくることが多いですが予防にはなるはずです。

スプレーするだけで8時間蚊がいなくなる殺虫剤も売られています。


昔ながらの金鳥の蚊取り線香を焚くのもありです。
いいですよね~このフォルム。

ずっと変わらない商品って素晴らしい。
火の元は気を付けてください。

外で遊ぶ子供たちには虫よけスプレーをしてあげると刺されることが減ります。

汗で落ちるのでこまめにスプレーするといいみたいです。

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■家に入れないために

外から家に入る時に気を付けましょう。
ドアが開いてる時間を短くし、スッと入るようにすることが大事です。

ハーブ系を置いてみるのも良いと思います。


今は室内でワンプッシュするだけで12時間蚊がいなくなるスプレーも売ってあります。
これはかなり効果があるのでおススメです。



洗濯を取り込むときにも入ってくるので物干し竿に置いておくと予防になります。
我が家も付けていますが効果はそれなりに出ている気がしますァ '`,、'`,、('∀`) '`,、'`,、


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■まとめ

外の対策は出来ることに限りがあるし、蚊を完全に抹殺することはできません。
色々と調べてみましたが無理っす。・゚・(ノД`)・゚・。

しかし家の中に侵入させることは気を付けるだけで防ぐことができます。
対策もするだけでかなりの効果が得られるでしょう。


6月~10月くらいまで蚊がいますが刺されないようにお互い乗り切りましょう。

最後まで読んで頂きありがとうございました。


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