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夏場は雑草たちが一番勢力を拡大し、伸びてしまう時期です。
抜いても抜いても終わりのないエンドレス草抜きになってしまいがちです。

草の成長速度と夏の暑さに負けて、草抜きをあきらめてしまった人は少なくないでしょう。
伸び続ける雑草、浸食される庭、茹だるような暑さ、エアコンの効いた窓の中から指をくわえながら見ているしかない自分。悔しいですよね。

しかし雑草たちの勢いも季節と気温の変化で変わってきます。
秋から冬は栄華を極めた雑草帝国はゆっくり枯れていくのです。これぞ栄枯盛衰の理ですね。

そんな秋から冬にかけて一番草の勢いがなくなる時期に防草対策をしてしまいましょう。
そうすれば再び雑草が息を吹き返す春になっても草に悩まされず、エンドレス草抜きの夏を迎えずにすむかもしれません。

今回は防草対策をするなら秋から冬にしておくべき理由と方法をご紹介します。





■秋と冬に雑草対策をする理由

秋と冬に雑草対策をしやすい理由を書きだしていこうと思います。

秋から冬は草が枯れる
秋と冬は気温が下がり日照時間も夏に比べると減っていきます。
そんな時期に雑草たちは花を咲かせ、子孫を残すために種を落とし、その栄養となるべく枯れていきます。

枯れると根も弱くなり、とても抜きやすいんですよ。
栄養となる堆肥化する前に抜いてしまいましょう。



害虫も少ない
夏場の暑い時期は害虫たちの動きが活発で、しかも獰猛です。
草取りをしていて刺されて痛い目にあった人もいるのではないでしょうか。

虫は変温動物で、気温が20℃以下になると動きが鈍くなり、10℃以下になると越冬体制に変わっていきます。
という事は秋から冬は動きが鈍くなるわけです。

草取りの天敵ともいえるムカデ、蚊、蜂、マダニもあまり出て来ずらくなります。


外での作業が楽
夏場は暑さで、草抜きも大変です。
脱水症状に熱中症と恐ろしい状態に陥ることもあります。

ですが秋と冬は温度は低め、最初は寒いですが動いていれば体が温まり、とても作業効率が良いのです。



草が生えずらい
秋と冬は気温が低く植物の成長には適していません。
冬場の草は背が低く葉が広い横に這う雑草くらいしか生えません。 これは夏場に生えやすい背が高く根が深い雑草に比べると簡単に根まで取ることができます。

そして草取りをすると雑草の成長が遅いので、少しずつしか生えてこなくなります。
雑草の成長に焦らずに時間をかけて防草対策をすることができるはずです。



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■秋と冬の草取り方法

まず、防草対策をするためにも今ある草を取らなければいけません。

草取りに適した服装

・長袖長ズボンのジャージ
・靴は靴下を履いた動きやすい運動靴
・軍手よりは園芸用ゴム手袋
・帽子

庭の草取りのモチベーションを下げないための方法から抜粋

そして寒くなってくるので腰にホッカイロなどを貼ってやると腰を痛めずらく、寒さ対策にもなります


草取り方法
ある程度寒くなっていると伸びた雑草が枯れて倒れているか、どうにか立ってるだけなのが多いはずです。
根っこが残ってもいいやと思うくらいに引っこ抜いてやりましょう。

秋と冬に雑草対策をする理由にも書きましたが、根に力がないので簡単に抜けます。
そして根っこが残ってもほとんど死んでしまっているので、そこから新しく生えてくることはないはずです。

なのでガンガンいこうぜ( ̄ー+ ̄)キラリ で、抜きまくってやってください。
そうすればお庭も元の姿を取り戻していけます





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■秋と冬にする防草対策

枯れた夏の雑草を抜いて元の姿に戻ったお庭。
それだけだと再び春になり夏になればエンドレス草取りが戻ってきます。

そこで、せっかく雑草を無くして庭が綺麗になったので、ついでに草を生えづらくしてしまえば今後の雑草ライフも楽になるはずです。
秋と冬は春と夏に比べ暑くもなく、雑草も生えづらいので防草対策をするのも苦ではないはずです。

何個かあまりお金をかけずにやるやり方を上げてみようと思います。


真砂土を撒いて土改良
我が家がやったやり方です。
植物の種は5cm以上土がその上に積もると発芽しても地上に出て来ない傾向があります。

そこで真砂土を庭に5cm以上撒くことで、景観と落ちてしまった種の発芽防止の防草効果を期待ができます。
ついでに我が家のように防草シートを下に敷いて真砂土を撒けば確実に下の土から生えてくることはないでしょう。

詳しいやり方は



から順次読んでいってもらえるとそのやり方はわかっていただけると思います。
業者に任せたらとても綺麗にしてくれますが、お高いです。自力でやると10分の1のお値段でできます。

ついでに小さな子供さんがいらっしゃるなら砂場なんか作ってみるのも楽しかったりします。



防草効果はかなり期待できますが、外から飛んでくる種に対してはさすがに無理なので、私は毎週一回30分くらいですが草取りをやっています。
けど草取りと言っても本当に小っちゃいのがちょこっと生えてるだけなので、全然苦になりませんよ( ´∀`)bグッ!


固まる真砂土
真砂土にも固まるものがあります。
¥698
これは真砂土の中にセメントを混ぜてあるので、水と反応させるとカチカチに固まります。
1㎡に4㎝の厚さにするためには5袋位必要になるので、普通に真砂土を撒くのに比べるとかなりお高くなります。

ですがこれはほぼ雑草は生えてこないんですよね。
駐車場にも使えるくらいカチカチになるので、雑草も根が張れなくなるみたいです。

しかし均等に綺麗に撒くのが難しかったりするので、試す場合は・・・頑張れ( •̀ω•́ )و
 


芝生を植える
¥3213
いっそ芝生敷いてみるのも一つの手です。
芝生は冬場だろうが夏場だろうが伸びていく強い植物です。
2018年3月8日追記

芝生は強い植物なんですが真冬のような寒さの時に植えるとうまく根付かない場合があるそうです。
なので、植える場合は秋の初めくらいに植えていくと春にはしっかり根付いてれるみたいですよ。

他の雑草も芝生が生えてしまっていれば隙間から生えることができないので、芝生を植えることで防草対策にもなります。
ただ、芝生は葉が伸びてしまい、見た目が悪くなる場合があるので、芝刈りをしないといけません。


¥4980
これが結構面倒だとよく聞きますが、ゴルフ練習やドックラン用に芝生のあるお庭を作るのもブルジョワチックで良いと思います。


他にもクローバーを植えるという手もあります。意外に芝より強いらしいです。
子供たちが遊ぶ公園とかでは防草対策にクローバーを植えているところがあったりするんですよ。

¥2970
繁殖力が強いので、お隣さんの庭まで、浸食しないように気を付けてください。
こっちの方が安上がりですが、ゴルフの練習はできません。



人工芝を置く
芝生を植えると伸びてくると面倒だと思うあなたm9っ`Д´) ビシッ!!
人工芝というものもあります。

¥9990
芝生を植えることに比べると少しお高い気がします。
ですが伸びませんし、防草シートを敷いてその上に人工芝を敷けば防草効果と防虫効果が期待できそうです。

ただ、年々劣化していくので、張り替えが必要になるかもしれません。



除草剤
当ブログでは何度もご紹介していますが、除草剤を撒くというのもとても効果があります。
とくに草取りをした後に撒くべきは顆粒タイプじゃなければいけません。

¥4681
3.2キロあれば余程の大きさの庭じゃない限り全部に行き渡せれると思います。
3ヶ月毎に撒いていれば生えてくることは抑えられるはずです。

ただ、木を植えてたり家庭菜園をしていたりすると撒かない方が身のためです。
後は小さな子供さんやペットがいる場合も庭で遊ぶのであれば撒くのはおススメしません。

誤って飲み込んだりすると本当に危ないので、気を付けてあげてください。



最終手段
コンクリを敷いてしまえば絶対に生えません。
ですが業者に頼まないといけないので、普通にかなりお金がかかります。

自分で出来なくもないみたいですが、素人が手を出すべき領域ではないと私は感じております。
というか絶対無理(ヾノ・∀・`)ムリムリ










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■まとめ

秋から冬に草取りついでに防草対策をすると後々楽になります。
自分で防草対策をするとなると大変ですが、頑張って綺麗にした庭にはとても愛着を持てるはずです。

次の年の夏のためにも防草対策をしてみてはいかがでしょうか。


最後まで読んで頂きありがとうございました。

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