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秋に色を変えるイチョウの木はとても美しいものです。
イチョウの葉の色が変わる前にイチョウは実を落とします。とっても臭~い実です。

その実自体は食用には向きませんが、果肉を良く洗い干した種は銀杏(ぎんなん)という秋の味覚へと変貌を遂げます。
そう!!茶わん蒸しの中に入っている枝豆みたいなあいつです(゚д゚)/

銀杏はごはんにいれても良し、茶わん蒸しに入れても良し、塩を振りかけて爪楊枝に刺してお酒のつまみにしても良しとなかなか使い勝手の良い食材です。
ですが食べすぎると死ぬと言われている恐ろしい食材でもあるんです。

今回はそんな秋の味覚銀杏についてご紹介していこうと思います。


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■イチョウと銀杏

銀杏と書いて『イチョウ』『ギンナン』と二つの読み方があります。
とりあえずわかりずらいので木はイチョウ、種を銀杏(ぎんなん)という風にこの中では書いていこうと思います。

イチョウは葉っぱの形が特徴的で、落葉する秋から冬にかけて緑色の葉から鮮やかな黄色へと変わっていきます。
イチョウの実は落葉する前に実り、熟して地に落ちていきます。

この実自体は臭いが臭くて食用に向きませんが、実の中の種である銀杏は加熱して殻を割ると食べれるようになります。


植えてある理由

少し前にですがお寺の住職さんとお話をする機会がありまして、最近お寺のイチョウの実がたくさん落ちているので、参拝者さん用に配るために銀杏を作っているけど大変だという話を聞きました。
ふと疑問に思ったんですが、イチョウの木ってお寺や神社など大事な建物の近くに植えてることが多いと思いませんか?

気になったので、なんでお寺に植えてあるのか理由を聞いてみました。
植える理由としては

  1. お寺や神社にはイチョウのほかにも桜や紅葉、椿など季節折々の植物を植えているところが多い。これは参拝者の人たちに季節を楽しんでもらうのとお寺や神社への参拝や信仰を促すために植えているそうです。
  2. 火事になった時にイチョウの木は火を抑えてくれる効果があります。聞いた話によるとイチョウの木は火が近づくと葉っぱから水分を霧のように発生させる現象を引き起こすそうです。これによりイチョウの木に燃え移ることもないですし、建物の火を鎮火させるそうです。
  3. 昔は食料のない時などの非常食として銀杏を取るためにイチョウを植えていたそうです。その名残で昔から建っているお寺や神社には樹齢何百年というイチョウの木もいるそうですよ。

と教えてもらいました。
学校などの教育施設に多く植えてあるのも理由2のように火事が起きても被害を最小限に抑えれるからなんでしょうね。



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■銀杏の栄養素

銀杏は炭水化物、ビタミンA、ビタミンB群、ビタミンC、ビタミンE、ビタミンK、ミネラル(カリウム、マグネシウム、カルシウム、マンガン、リン、セレン、クロム、鉄、亜鉛)、食物繊維など多くの栄養素を含んでいるすごい食材です

特にビタミンとミネラル、炭水化物が豊富なことから疲労回復、食欲不振、肩こり、めまい、動悸、下肢のしびれ、イライラなどの解消などに効果があります。
ミネラルのではカリウムが多く、高血圧やむくみの改善にも有効です。


他にも銀杏には昔から咳や喘息を抑える効果があると言われています。
また、子供や老人だと夜尿症などにも効果があるそうです。


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■銀杏は食べ過ぎ注意

銀杏はモチモチして美味しくついついたくさん食べたくなりますが、これはとても危険です。
銀杏には銀杏毒と言われる『4-O-メチルピリドキシン』というものが含まれています。

こいつですね、脳の神経を鎮静化してくれる物質を作るビタミンB6とよく似ているために間違えて体に吸収されてしまいやすいんですよ。
しかも4-O-メチルピリドキシン自体には神経を鎮静化してくれる物質を作る能力など無いので、ビタミンB6 が欠乏してしまい、脳の神経の興奮化が起こり、けいれんや嘔吐、意識混濁を引き起こす原因になります。

銀杏中毒の主な症状

•不整脈
•顔面蒼白
•呼吸困難
•過呼吸
•めまい
•痙攣
•嘔吐
•意識混濁
•下肢の麻痺
•便秘
•発熱


しかし、ビタミンB6の働きを邪魔しないくらいの量、つまり少量なら食べても全く害はないので、食べる量に気を付けていれば栄養価も高い素晴らしい食材と言えます。
子供は大人に比べビタミンB6の量が少ないので、5歳までは
2個くらいで、5歳以降の場合は食べる量は 5個くらいに抑えるのがいいかもしれません。

大人でも20個くらいを目安に楽しむくらいなら銀杏毒の影響はほぼないはずです。






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■銀杏料理

今年は銀杏が豊作だったそうで、たくさんいただきました。
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銀杏はこのままでは食べれないので、熱処理をして殻を割り料理やそのまま食べることができます。

簡単なやり方としては銀杏15個を用意し、茶封筒を用意します。

茶封筒の中に銀杏15個を入れてレンジで1分ほど過熱します。

加熱中に中の銀杏が破裂します。この時に普通の封筒だと破れてしまう事もあるので、茶封筒を使ってください。

茶封筒から取り出して割れた銀杏の殻をむいて完成です。

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このように綺麗な緑色になっていれば食べてもいいですが、熱が足りなかったりすると白っぽくなってるので、再び過熱しましょう。

それではこいつを使った我が家で作った銀杏料理を紹介します。



銀杏のおつまみ
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レンジでチンした後、爪楊枝に挿しただけの一品です( ´∀`)bグッ!
横に塩を置いて、塩を付けながら銀杏本来の素材の味を楽しむことができます。

香ばしくモチモチで、塩を付けることで味に深みが増しとても美味しいですよ。



茶わん蒸し
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我が家の晩酌、秋の味覚第3弾でも特選おつまみで紹介した茶わん蒸しです。
こちらは茶わん蒸しの出汁の旨味を銀杏が吸っていてモチモチが強く優しい味でした。

料亭で食べる茶わん蒸しの銀杏って黄色になっているのをよく見ませんか。
それは水分をよく吸うと黄色に変色するからだそうです。



銀杏ごはん
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殻から取り出した20個の銀杏を少し塩水で茹でて、その後にご飯1合と少量の日本酒と塩を入れて炊いてます。
日本酒を入れることで、お米がふっくらもっちりするんですよ。しかも輝いています( ̄ー+ ̄)キラリ

古い米でご飯を炊く時も少し日本酒を入れて炊くと匂いも味も美味しく炊けるので、やってみてください。
今回は新米に日本酒、そして銀杏なので、微かに塩の味と米のモチモチ感、銀杏のもっちり感が合わさってもち米を食べてるかのようでした。




どの料理もとても美味しいので、お試しあれです(´∀`*)ウフフ

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■まとめ

銀杏は美味しいし栄養もたっぷりですが、食べる量次第で体に不調を起こしてしまうもろ刃の食材です。
特に子供が食べる場合は親が注意して食べさせてあげるようにしてください。

5歳までなら2個
5歳以降は5個
大人は20個

これを目安に秋の味覚銀杏を美味しく楽しんで頂ければと思います。
他にもこんな銀杏料理があるよ!!というのがあれば教えて頂けたら嬉しいです。


最後まで読んで頂き、ありがとうございました。


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