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寒い冬が終わり、暖かい春が訪れると木や雑草は青々と葉を生い茂らせていきます。
そうなると現れるのはそれを餌にするチョウとガの幼虫である毛虫たちです。

植えている木にびっしり付いている姿や道路を横切っていたり、踏まれて潰れされている姿をよく見るんじゃないでしょうか。
これって子どもさんがいる家庭だと身近すぎてちょっと危ないですよね。

全ての毛虫が毒を持っているわけではないですが、子どもは興味本位で触ってしまう事を考えるとできる限り家の近くでは毛虫を発生させたくないものです。

今回は暖かくなると現れる自宅周りの毛虫への対処方法についてまとめていこうと思います。





■毛虫とは

毛虫は、チョウやガの幼虫のうち、毛や棘が生えているものを言います。
特にガ類の幼虫で、毛が多いものを指すことが多いです。

見た目トゲトゲで、毒毛を持っていると思われて毛嫌いされることが多いのですが、実際のところは有毒な毛虫はごく一部なんですよ。
日本産のガで有毒の毛虫はドクガ科カレハガ科ヒトリガ科イラガ科マダラガ科と言われ、この中でも一部は無毒だったりします。


食べ物
毛虫の食べ物は葉っぱが主なんですが、種類によっては花や果実を食べる毛虫もいます。
食欲旺盛で、たくさんの兄弟たちとともに葉を食べていくので、大量発生した場合は木が丸裸にされたなんて言う事例も多数あります。

これは果樹園や庭園管理をしている人には死活問題で、農業害虫認定されています。

毒毛虫に刺された症状
種類によって毒も違いますが、主に強い痒みと部分的な赤い小さな発疹(湿疹)が現れます。

最初は蚊に刺されたより小さな発疹なんですが、これを掻いてしまうと発疹が広範囲に広がってしまい、痛みと痒み、発熱、めまいなども引き起こしてきます。



毛虫の毒毛針
毛虫の毒毛針は毛虫が死んでもその毛に毒が残ります。
これって結構厄介なことなんですよ。

なぜかというと毛虫が死んだ後、毛虫の体は乾燥していきます。
この毒毛も乾燥するので、風が吹いて飛ばされて人の皮膚に当たると毛虫の症状が出てきてしまうんです。







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■毒毛虫

地面を歩く毒毛虫

・クマケムシ
Arctia caja02.jpg
CC 表示-継承 3.0, Link


ヒトリガの幼虫で、別名クマケムシと言います。
毒毛虫という風に書いていますが、実際は無毒。ただ、毛がアレルゲンになって発疹等を引き起こしてしまうことがあります。なので、触るの注意です。

主に低い木や草を食べるので、地上を積極的に移動します。
移動中に身に危険を感じるとひっくり返って死んだふりをするようなかわいらしい一面もあるんですが、よく車にひかれている姿を見ることが多い可哀想なやつです。

見た目がモコモコで、もそもそ動いている姿に興味を持った小さい子どもが触ってしまう事もあるので、気をつけてあげてください。


木の上にいる毒毛虫
前回の記事『桜の木の下は要注意!!忍び寄る毛虫の魔の手』で、紹介したドクガやチャドクガ、イラガの幼虫がこれに当たります。
コイツらは自宅のお庭に植えている人が多いサクラ、カキ、ツバキ、サザンカには特に付きやすいのですが、どんな木にもいる可能性が高いので、木が植えてある=毒毛虫がいると思ってください。

注意喚起のために画像を載せておきます。

・ドクガ
esu2
引用先)http://www.city.nagoya.jp/kenkofukushi/page/0000005203.html

・チャドクガ

Chadokuga.JPG
GFDL, Link


・イラガ

Larva of moth.jpg
パブリック・ドメイン, Link







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駆除方法

万能アイテム火バサミ
もし見つけた場合、数が少ないのであれば火バサミで捕まえてそのままゴミ袋へINが一番です。
火バサミは小さいトングのようなモノではなく長めのモノが適してます。
クマケムシならこれで十分じゃないでしょうか。


殺虫剤
毛虫には殺虫剤も有効です。
最近は毛虫の毛を固めて駆除するいい殺虫剤が出てきています。
これなら駆除した後、死んだ毛虫を取り忘れても毛が風に乗っての二次災害も防げそうですね。


広範囲に殺虫剤をまく
もし広範囲の木に殺虫剤を使う場合は、噴霧器を使った殺虫剤のまき方がいいでしょう。
殺虫剤を霧のように木全体にまくことができます。
ただ、この噴霧器を使う場合は、汚れてもいい恰好、保護ゴーグル、マスクを着用して風上から風下へ噴きつけるようにしてください。

アブノーマルに憧れる人はこちらをどうぞ。
↑個人的にこんなんつけてやってみたいですが、ご近所さんからのあそこのご主人大丈夫か?のお言葉を頂きそうですね(´▽`;) '`'`

私はノーマルだ!!な人はこちらをどうぞ。
駆除した後は火バサミを使って死んだ毛虫を回収することを忘れないでください。


自然を使って駆除する
殺虫剤を使うというのは木にも少なからず影響します。
できれば自然を傷つけず駆除するのが良いので、毛虫の天敵を使っての駆除という方法もあります。

毛虫の天敵と言えばアシナガバチやスズメバチです。
ただ、アシナガバチは人と共存ができるんですが、スズメバチはちょっと難しいんですよね。
自然は自然に任せるという考え方もいいと思いますが、自分や家族に害がないようにしないといけないです。


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■触った時の対処法

毒を持つ毛虫の毒毛針は触ると簡単に折れて皮膚に刺さったままになってしまいます。
なので、もし触ってしまった場合は

・水でよく流すして毒毛針を取る
・ガムテープやセロハンテープで毒毛針を取る

をするようにしてください。
子どもが触ってしまった場合は最寄りの皮膚科へ行きましょう。

大人でも我慢できないくらいの痒みなので、子どもに我慢しろというのは酷です。
掻いてしまって悪化する確率も高いです。なので、ちゃんとした薬を処方してもらって痒みを抑えてあげてください。

症状は1週間ほどで治っていきますので、痒みが取れないや発疹が酷い場合は大人も皮膚科に早めに受診するようにしてください。





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■まとめ

前回の桜の毛虫記事に引き続き身近の毛虫について書かせてもらいました。
毒を持つ毛虫は限られていますが、とりあえず毒無しでも毒ありでも毛虫は気を付けるに越したことはありません。

暖かくなると自宅の庭の木や公園、道路でも見るようになるので、特に小さな子どもさんがいる家庭では気をつけてあげてほしいです。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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