図鑑っていいですよね。
「何でだろう?」を自分で見て、調べ、理解するという事は、子どもの探究心と調べて覚える力をつけるためにとっても大事なことです。
我が家も長男が4歳になったので、そろそろ図鑑でいろいろ調べる楽しさを知ってもらおうと買うことにしました。
せっかくなので、家周りの虫を調べたりできるように昆虫の図鑑を買ってみようと思います。
さっそく本屋さんに行ってみると図鑑の種類が沢山あって驚きました。
んで、よく見てみると『小学館』と『講談社』の2社から発売している図鑑ばかり。
そして昆虫図鑑も2種類(-ω-;)ウーン
『小学館NEO昆虫』と『講談社MOVE昆虫』。
どっちがいいのか迷っちゃいますよね?
そこで、昆虫大好きな私が本屋で1時間くらい立ち読みしながら両方を見比べた時に感じたことや初めて買うならどちらがおススメか?なんかを個人的な意見で紹介していこうと思います。
■小学館NEO昆虫
表紙
子どもが大好きな昆虫『カブトムシ』と『ノコギリクワガタ』をデカデカと押し出すあたりがいいですね。背景には、図鑑のようにわかりやすくほかの昆虫が並べてあるのが、表紙を見る限りではとても見やすいように感じさせてくれます。
帯には『3歳から高学年まで長く使える本格図鑑』とまで書かれていました。
内容
特筆すべきは載っている昆虫の種類です。
1つの昆虫の種類に対して、日本に生息する他の仲間までしっかり写真と簡単な説明文付きで紹介されています。
その写真の並び方が、まるで昆虫標本のようで見やすくて、探したい昆虫の姿や昆虫の特徴からその昆虫がなんなのか調べることが可能です。
この1冊があれば家周辺、野原、山、川で見つけることが出来る昆虫たちが調べられるんじゃないかと私は思います。
帯では『3歳から高学年まで』と書いてありましたが、いやいや全然30代のおっさんでも調べたり読んで楽しんだりできるよく出来た図鑑です。
付録
最近の図鑑には付録が付いているみたいで、図鑑を見て知るだけでなく、映像で昆虫を知ることができるようにDVDが付いていました。しかも、子どもに見やすいように、みんな大好きドラえもんとのび太の解説付きです。
時間もなんと80分とたっぷり楽しめる内容みたいです。
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■講談社MOVE昆虫
表紙
こちらは『カブトムシ』と見せかけて東南アジア生息の『アトラスオオカブト』。『ノコギリクワガタ』っぽく見えるんですがなんか金色な姿なんで、ソロモン諸島生息の『スペキオススホソアカクワガタ』ってやつですね。
日本ではあまりお目にかかれない種類の昆虫ですが、これは昆虫好きな子どもは目を引いてしまう表紙です。
そして、他の昆虫たちもそうなんですが、まるで動いているかのような躍動感のあるような表紙の写真です。
内容
こちらなんですが、中を開いて読んでいくと驚きの連発です。載っている昆虫の種類は多くはないんですが、掲載されている写真の昆虫は動き出すんじゃないかと思えるほど近距離で撮影されてあります。
しかも載っている昆虫は日本にいる昆虫意外にも外国の昆虫も多数。
最も驚くべきは、その生態、行動、そして獲物を捕食している姿をありのままに掲載し、それが事細かに詳しく説明してあることです。
なによりも驚きというか衝撃なのが捕食姿ですよ!
普通ならあまり載せない内容なんじゃないかと思います
例を言うとアメンボっているじゃないですか。
あのアメンボって川や池の上をスイスイと歩く姿をよく見る日本でもポピュラーな昆虫の1つです。
ですが皆さんアメンボって何を食べるか知っていますか?
実は、アメンボは水面に落ちて動けなくなったほかの昆虫を捕食するんですよ。
しかもこの捕食姿がまたやばいんですよ。
この講談社MOVE昆虫だとそれがしっかり載っていて、その捕食姿はトンボが水面に落ちていたんですが、それに群がるアメンボどもの写真がドン!!っと載せてありました。
しかもそいつらが針のように尖った口を突き刺してチューチューやっているんですよ(;゚∀゚)=3ハァハァ←なぜか興奮していますがソッとしておいてあげてください
普通の図鑑じゃ絶対にここまで載せないはずです。
躍動感のある生(なま)の昆虫たちの生き様を知り、しかも日本の昆虫だけじゃなく外国の珍しい昆虫たちの生態や行動も知ることができるグローバルな図鑑でした。
付録
こちらも小学館NEO昆虫と同じでDVD付き。ですがこちらはNHKで実際使われた、まさにマニアックともいえるような昆虫の動画を見ることができるそうです。
再生時間は70分。かなり貴重な珍しい昆虫の映像なんかもあるそうなので、こちらはワクワクしながら見たことのない昆虫たちを目の当たりにできるかもしれませんね。
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■子どもに買うならどっち?
さて、この2冊の昆虫図鑑。子どもに初めて買うのであればどちらがいいか?と聞かれると、どちらも子どもの興味を惹かせてくれて、楽しませてくれそうなので悩むところです。
そこで私の個人的な意見をちょっと書かさせていただこうと思います。
もし、『子どもの初めての昆虫図鑑に』と考えるなら、私なら『小学館NEO昆虫』を買う事をおススメします。
というか私は4歳の長男に買いました。
その大きな理由として、こちらの図鑑は日本にいる昆虫を多く掲載し、しかも昆虫標本写真なので、昆虫を調べるにあたってもとっても調べやすいんです。
この図鑑は小さいな子どもでも見て、調べるという図鑑としての機能を使いやすいようになっているのです。
講談社MOVE昆虫は、本屋さんでは「最初に買うならこれ!」と書いてあり、確かにかなり深い内容と写真の躍動感・素晴らしさはあるんですが、家の近くにいるくらいの昆虫が載っていない場合があるし、それ以上に内容が『子どもの初めての昆虫図鑑に』という目的とはちょっと違うように感じるからです。
むしろ捕食姿を見たり躍動感が半端ない写真を見ることで、虫が苦手な子はより一層拒否するようになると思うし、苦手じゃなくてもちょっとトラウマを植え付けてしまいそうな気がするんですよ(´▽`;) '`'`
ですが、子どもが昆虫が大好きで大好きで、親も昆虫大好き。
昆虫の英才教育をしたい!!と熱望する親御さんなら、講談社MOVE昆虫はまさに子どもの昆虫愛を助長してくれるような素敵な図鑑です。
私自身も読んでいて大興奮して、もうノリで両方とも買って帰ってしまおうかと御乱心しかけました(;´∀`)…ァハハハ…ハハ…ハ…
たぶん買って帰ったら昆虫大嫌いな嫁さんが発狂していたでしょうね。
ですが、どちらも買いたいと思うほどとても惹かれる内容の図鑑だったんです。
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■まとめ
簡単にまとめると『小学館NEO昆虫』は内容は浅く広く、数多くの種類の日本の昆虫を、見やすく調べやすいように、昆虫標本写真でまとめてある図鑑です。この昆虫はなんだろう?という時にとても役に立つと思います。
『講談社MOVE昆虫』は内容はかなり深く、写真は動いているかのようにリアル。ですが載っている昆虫の種類は少なく、日本の昆虫と外国の珍しい昆虫についてもまとめてあります。こちらは昆虫の姿形から調べたりするのではなく、昆虫の生態や行動なんかを知るのに役立つ図鑑です。
前者は純粋な昆虫図鑑。後者はもっと深く昆虫を知りたい玄人タイプな子どもさんや親向けの昆虫図鑑という感じです。
そろそろ子どもに昆虫図鑑を買おうかと考えているのなら、この記事を参考にして考えてみていただけると嬉しいです。
他にもこの2社の図鑑シリーズで『危険生物』というそそられるジャンルもあるので、本屋さんに行くことがあるなら一度中身を確認してみてください。
これはどちらも私一押しなやつです。
おもしろいですが、なかなか怖いですよ(´∀`*)ウフフ
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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コメント
コメント一覧 (4)
たくさん種類があって迷って帰りました。
タイムリー過ぎて嬉しい情報です!
それはちょうどよかったです。是非とも一考して娘さんにはよいものを買ってあげてください( ´∀`)bグッ!
個人的には小学館が初心者向けだけど講談社も捨てがたいですよ(´∀`*)ウフフ
ビー玉さんはそんな感じだと思ってたwww百科事典も面白いですよね。私も見て楽しんでるような子どもでした('A`)人('A`)ナカーマ