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梅雨が明けて暑くなる時期に、上の写真のような虫をよく見るようになってきます。
見た目はハチとハエをたして2で割ったような姿。お前はいったいどっちやねん!と突っ込みをいれたくなるような姿です。

こいつの名前はアブと言います。

ハチのように毒針は持っていないんですが、昔からアブは咬むとよく言います。
そんなアブが毎年我が家の庭には何処からともなくやって来て飛び回っているので、ちょっと怖いんですよね(੭;´ ꒫`)੭

しかも人が庭にいると近づいてくるので、咬まれるんじゃないかとひやひやしています。
子どもたちが咬まれたりしてはいけないので、家周りに現れるアブの対処方法をまとめていきたいと思います。



■アブ

アブの特徴
アブとはハエ目アブ科に属する昆虫を総称してよびます。
体長8~30mm。顔は大きくて体は細いというアンバランスな体型をしているのが特徴です。

ハチのようなハエのような姿をしていますが、どちらかというとハエに近いです。


食べ物
ほとんどのアブの種類は樹液花蜜昆虫を餌として食べます。
果物に付くコガネムシなどの甲虫やカメムシなどの害虫を食べてくれることから益虫と言われている種類もいるんですが、種類によっては蚊と同じ吸血昆虫で、牛馬などの家畜や野生動物、人を吸血する害虫なアブもいます。

しかも吸血するのは卵を産む雌(メス)だけです。

我が家の庭に居たのは『シオヤアブ』という益虫側のアブで、連日の35℃以上の猛暑で暑かったせいか、カナブンを捕獲した状態で死んでいました。
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しっかり足で捕獲して口の部分で捕食しながら暑さにやられ逝ったんでしょうね(ノД`)シクシク
夏の昆虫のアブさえ死に至らしめるこの暑さは、この夏はやっぱ異常ですね。


アブの住処
アブはハチのように巣などを作らないで、夏の暑い日中なんかは木陰や雑草の影に隠れていることが多いです。
活動をしだすのは涼しくなってくる夕方からと明け方が主みたいです。


吸血するアブ
吸血をするアブは、動物の呼気中の二酸化炭素に誘引され、動物に近づくと体温を感じて興奮し、口器で皮膚を切り刺し、流れ出る血液をなめるように吸血をしてきます。

しかも、アブは咬むときに有毒性の唾液を分泌してくるので、患部は赤く腫れて痛みが出てきます。
人によっては数週間も痛みに悩まされる場合があるので要注意です。

生き物の呼吸で誘われて、体温で(;゚∀゚)=3ハァハァ状態になり、そこからドS発動で最終的にはよだれを傷口にぬすくりながら血をチューチューする昆虫という訳ですね。

こんなんただの変態昆虫じゃないか(๑º口º๑;;)!!

と…とりあえずそんな変態昆虫の注意喚起のために日本で吸血してくるアブを紹介しておこうと思います。

・ウシアブ
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(引用元:http://www.ha.shotoku.ac.jp/~kawa/KYO/SEIBUTSU/DOUBUTSU/07hae/ushiabu/index.html)
普通のハエに比べると2倍くらい大きくしたようなアブです。体長は22~30mm。
複眼は緑色で、全多的に黒っぽい緑な色でお腹部分は少し黄色が目立ちます。

・ヤマトアブ
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(引用元:http://sanmondat.sakura.ne.jp/kontyu/hae/abug/abu/yamatoabu.htm)
こちらは複眼部分が黒っぽい感じ。大きさは20mm。

・シロフアブ
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(引用元:http://www.ha.shotoku.ac.jp/~kawa/KYO/SEIBUTSU/DOUBUTSU/07hae/shirofu/index.html)
体長15~20mm。見た目は今までのアブたちとあんま変わんないのでよくわかりずらいんですが、羽が灰色なところが特徴みたいです。


とまぁ、この3匹のアブは気を付けた方がいいです。



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■アブの対処方法

殺虫スプレー
吸血性のアブは人が近くに来ると近寄ってくるんで、ジェット噴射タイプの殺虫剤なんかがおススメです。

テニスラケットではたき落す
もしテニスラケットを持っている人はテニスラケットは最高の武器です。
これはスズメバチの時にも紹介したんですが、ガット部分がかなり広いのでしっかりジャストミートすることが可能です。



服装を考える
庭仕事や作業をする場合は長袖長ズボンで帽子と首にはタオルが大事です。
咬まれないようにするために肌の露出は控えましょう。


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■我が家の場合

我が家に居るアブは『シオヤアブ』という人を襲わないタイプのアブでした。
だけどなぜか人が庭に出ると挨拶と言わんばかりに⊂二二二( ^ω^)二⊃ブーンと飛んでくるからやめてほしいものです。

しかも、アパート側にある物置周辺によく居るので、虫が大嫌いな嫁さんは物置に近づけないと嘆いていました。
んで、詳しく居る場所を確認してみたところ、赤い〇で囲んだアパート側の茂っている木の下に居るみたいなんですよね。
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しかも5匹くらい(´Д`)ハァ…
害虫じゃないので放っておいてもいいんですが、毎度物置に近づくたびに襲ってくるので、どうにか駆除してみようと思います。


やったやり方
いつも居る所がアパートの敷地なので、そこら辺は手を出せません。
なので、飛んできたら殺虫スプレーかけて、落ちたところを踏み潰すようにしています。

飛んでこなければ放っておくんですが、人が庭に出るとやってくるので、個別撃破で対処中です(っ・д・)≡⊃)3゚)∵
最終手段としてはアパートの管理者に連絡してどうにかさせるかを考えています。

まぁ、けど特に今のとこ被害もないんで、そこは保留中ですね。








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■まとめ

アブは益虫としての役割を持つ種類がほとんどなんですが、それでも近づいてこられると焦るし、びっくりします。
しかも、そのアブが本当に大丈夫なのかどうかなんてパッと見ではよくわからないもんです。

基本的には、このブログで紹介する益虫な部類にある昆虫に対しては、あまり駆除をススメていないんですが、このアブに関しては飛んで突っ込んでくる姿だけでも恐怖なので、見つけたら問答無用で駆除してしまいましょう。
こいつに関しては塩対応でもいいと私は思っています。

もし、自宅の庭にアブが飛んでいいて迷惑しているなら長袖長ズボンの肌を完全に隠した状態で、殺虫スプレーで応戦しましょう。
またはテニスラケットがあればテニスラケットで地獄を見せてやってください(๑•̀ㅂ•́)و✧


最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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