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自宅周辺に糞を見つけると嫌な気持ちになりますよね。
しかも、自宅前や敷地内にあると嫌悪感よりも怒りが込み上げてきます( º言º)

しかし、この糞って、犬の糞?それとも猫の糞?どっちかよくわからない時がありませんか?
この糞が、犬なのか猫なのかによってすべき対策も少し変わってくるので、できれば犯人がわかると後の対策がとてもやりやすくなります。

そこで、今回は自宅周辺に糞がされていた場合の犬の糞か猫の糞かの見分け方について紹介していこうと思います。



■糞の形と大きさ

まずは糞の形と大きさから見てみましょう。

犬の糞
犬の糞の大きさは犬種と犬の大きさによってまちまちですが、銀行で小銭に両替するときに貰える10円硬貨の棒状の束から500円硬貨の束くらいの大きさを想像してもらえればわかりやすいんじゃないでしょうか。
見た目は、私たち人間がするうんちと似ていますが、長さも大きさも少しボリュームダウンしている感じです。

猫の糞
猫の糞は、犬や人間のような一本糞の場合とコロコロとした丸い糞の場合があります。
一本糞は、大人の指の太さくらいの大きさと長さ。丸い糞は、直径2㎝くらいの大きさです。

比較すると
見た目からも猫のほうは小さめで、形が丸っこいので、わかりやすいかもしれません。
ですが、なかなかのビッグザイズなにゃんこになると大きいのをひねり出す確率もないとは言えがたいので、とりあえず形と大きさは目安程度に考えてもらえばいいと思います。



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■糞の臭い

わざわざ糞の臭いを嗅ぐというのもおかしな話なんですが、これも有効です。
犬の糞は、そこまでキツイ臭いはないんですが、猫の糞は独特なというかかなり臭いがキツイです(´▽`;) '`'`

私は実家に犬と猫を飼っているので、どちらも何度か嗅いだことはあるんですが、犬の糞はしてあってもそれほど臭いはしないのに、猫の糞が置いてあるとその部屋全体がものすごく臭くなります。
糞をした猫自体もその臭いが耐えられないそうで、早く糞を処理してくれと催促するほどです。

なぜ猫の糞が特別臭いのかというと猫が摂取する動物性タンパク質の量猫が自分の匂いを飲み込んでいるという2つの理由があります。

動物性タンパク質の量
排泄物である糞の臭いは、どの動物でも摂取する『動物性タンパク質』の量によって変わってきます。
『動物性タンパク質』は消化されるとニオイの強い成分が発生するため、『動物性タンパク質』を多く摂取すると糞が臭くなりやすい傾向があります。

人でも焼肉などの肉類の料理を食べた後に、うんちが臭くなるのはそのせいです。
特に猫は、人と比べては約5倍、犬では約2倍近い『動物性タンパク質』の摂取が必要なので、たくさん摂取した分臭くなってしまうのです。

しかも、自宅周辺に糞をしていくのは野良な野生の猫です。
食べ物としては小型の野生動物(ネズミ、スズメ、昆虫)がほとんどなので、臭いはかなりきつくなってしまいます。


自分の匂いを飲み込む
自宅で猫を飼っている人は良く知っていると思いますが、猫の体臭ってほとんどしません。
犬の体臭は放っておくと結構きつくなることが多いんですが、何故か猫の体臭ってそんなにしないんですよね。

猫は日頃から毛繕いをこまめにしている印象があると思いますが、毛繕いには体を綺麗にする意味ともう1つ、自分の体の匂いを舐めとって匂いを消し、他の動物に気づかれないようにさせる意味があります。
自然界では、犬は群れで餌を取りますが、猫の場合は群れではなく単独で生きる生き物です。

獲物を取る場合、自分の臭いで場所を気付かれてしまうのは、猫にとっては死活問題となってしまいます。
そうならないために、本能的に自分の体からでる体臭を舐めて飲み込んでいるんです。

こんな風に自分の匂いも飲み込むので、特に猫の糞の臭いは臭くなってしまうんです。


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■糞がしてある場所

道路のアスファルトや駐車場のコンクリ-ト
道路のアスファルトや駐車場のコンクリートなどの人工的に固めた場所にするのはです。
猫は、土や砂、芝生などの柔らかい場所と人通りが少なく静かで安心する場所に糞をする習性を持っています。

特に野生化している野良猫にとって排泄行為中は一番気が緩(ゆる)んでいる時でもあるので、車の行き来や人の行き来が多い道路のアスファルトや駐車場のコンクリートにすることはありません。
これは他のどの野生動物でも言えることですね( ゚д゚)ウム

ここで一つ書いておきたいのですが、『犬』と書いていますが、これは『飼い犬』のことを指していると思っていただいて大丈夫です。
犬の場合は、野良犬などは狂犬病予防法第6条を根拠として積極的に保健所や動物保護センターの職員等によって保護(捕獲)され、基本的に処分されています。

なので、住宅街ではもう昔のように、野良犬を見ることはほぼありません。
という事はですね。この犬の糞というのは、上で書いた通り飼い犬の糞という事になります。

言うなればアホモラルの欠如をしている飼い主の責任です。


家の敷地内(庭や花壇)
家の敷地内の場合は、です。
飼い犬だと飼い主がわざわざ他人の家の敷地内に入り込んで糞をさせているという事になるので、きっとそこまでの非常識なアホ飼い主はいないはずです(たぶん)

猫の場合は家の門や塀があっても軽やかに侵入してきますし、家の敷地内なら他の動物や人もそこまで入ってくることはないので、土や砂、芝生などの柔らかい場所があればそこは猫にとって最高のトイレ場所です。

田舎限定かもしれませんが、家の敷地内の場合は、猫の他にイタチテンなども糞をしている場合があります。
ですがこいつらの糞は小さく細く短いので、もしそういう糞を見つけたらイタチやテンを疑ってください。


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■対策方法

犬(飼い犬)や猫の糞の処理と対策方法については、過去記事でまとめたものがあるので、こちらを読んで参考にしてもらえるとありがたいです。

野良猫は野生動物なので、ケースバイケースで対処していかないといけませんが、犬に関しては飼い主のモラルの欠如なので、そいつに対してどうプレッシャーを与えていくかというところが大事なところじゃないかと私は思います。
まぁ、飼い犬の糞の世話もできないなら飼う資格はない!という話なんですけどね( ゚д゚)、ペッ

そういうモラルの欠如したアホ飼い主が少なくはないみたいなので、お気を付けください。




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■まとめ

自宅周辺で、糞を見つけた場合は、まずは犬なのか猫なのかを確認し、それに合った対策方法を取ることがとても大事です。
それによって上手くいけば糞をしなくなってくれるかもしれません。

猫の場合は野良猫に対して対策をしていけますが、犬の場合は飼い主に対して何かをしていかなければいけないので、少し厄介かもしれません(´Д`)ハァ…
自宅周辺の糞被害の参考にしてもらえればと思います。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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