前回の記事では、今年も春ジャガイモの栽培を庭にある家庭菜園でするためにちょっと変わったお名前の品種を買ってみました(´∀`*)ウフフ
ジャガイモは連作障害を起こしやすく、連作障害を起こしてしまうとそうか病やモザイク病などの病気になりやすくなってしまいます。
2年間空けてしまえば植えても大丈夫とわかっていても前年がしっかり収穫できているとやっぱり植えたくなってしまいますよね。
しかし、そうはいっても庭でする家庭菜園くらいだと毎回違う場所に植えるって難しいところがあります。
我が家もそこまで家庭菜園を広く造っていないので不可能です(ノД`)シクシク
そこでするのが土壌の消毒です。
何度もジャガイモを植えることで土壌病原菌や土壌害虫が増えて新しく植えたジャガイモに影響を与えてしまうので、こいつらを増やさないで減らすために消毒をする事で連作障害を防ぐことができます。
土壌消毒のやり方としては、太陽熱を利用した太陽熱消毒や寒い地域なら寒さを利用した寒おこし、そし農薬を使った土壌消毒剤による消毒があります。
そして寒おこしも地面が凍るほどの気温まで下がることがない地域なので、これもすることも不可能です。
最後に残った選択肢は土壌消毒剤(農薬)なんですが、これは正直素人が手を出して大丈夫なのか不安になってしまいます。
そこで、何か良い手はないかと調べてみたところ、土壌改良で混ぜる消石灰や石灰窒素が強アルカリ性なので、これによって土壌の消毒効果があるという情報を見つけました。
日本の土壌は一般的に酸性寄りで、化成肥料(酸性)や雨(最近は酸性雨)などの影響で酸性の値が高くなっていきやすくなっています。
ジャガイモはph5.0~6.0の弱酸性から中性の土を好むので、phの調節がてら消石灰を撒いてついでに消毒効果を期待する方法を我が家では取ってみようとやってみました。
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我が家の嫁さんが右2つにほうれん草、左には収穫済みですがカブが植えてありました。
本当は次の週の日曜日に畝作りをする予定だったんですが、次の週が100%の完全なる雨予報になっていたので、急遽ほうれん草の収穫と同時に畝作りを敢行することになってしまいました。
混ぜ込んだら次は畝作り。
昨年は畝の長さ3.3m、横幅50cm、高さ20cmで作ったんですが、この畝だと山のような形になるので雨風が降ると横が削られていってしまって、毎回土を被せていかないといけなかったので大変でした(ヽ´ω`)ハァ…
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こっちも春ジャガイモを植えた時の土をそのまま使っているので、消石灰を混ぜて土壌改良と消毒をしていっています。

プランターの土なので総入れ替えで新しい培養土を入れてもよかったんですが、消石灰だけでどこまでやれるのか畑とプランターで観察をするためにこっちにも撒いてみました。
しっかり混ぜ合わせて、こっちは陽が当たりやすいところに置いて太陽熱消毒の効果も少し期待してみようと思います。

こっちも畝同様に1週間以上置いてからの植え付けになります。
さてさてどうにか春ジャガイモが育ってくれればうれしいですが、どうなることやらです。
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消石灰がどれほどの土壌消毒をしてくれるのかわかりませんが、上手くいけばいいなと期待しています。
買ったジャガイモの種芋たちもいい感じに芽出しができているので、来週は雨で無理ですが再来週には植え付け作業ができそうです。

そろそろ植える数を決めて、植え付け3日前までに大きいサイズの種芋は切って準備しておかないといけないですね。
また次の作業をしたときに、2年目の春ジャガイモの栽培の報告を書いていこうと思います。
良ければまた読んでいただけると嬉しいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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そして、この春ジャガイモの植え付けをする前に、購入から約1ヶ月置いてジャガイモの芽出しをさせるんですが、もう1つしておかないといけないことがあります。
それが、ジャガイモの畝作りです。ジャガイモの畝作りは植え付けをする1~2週間前までにはしておかないといけないことなんです。
ジャガイモの畝作りについては、昨年まとめたものがあるので、詳しくはこちらをご確認ください。
ジャガイモの畝作りについての記事
・春ジャガイモの畝(うね)作り。5回目の真砂土撒き
・春ジャガイモの畝(うね)作り。5回目の真砂土撒き
ですが、今回の我が家は2年目の春ジャガイモです。
ジャガイモは、初めて植えるなら大丈夫なんですが、次の年も同じ畑で植えると連作障害を起こしてしまいやすい野菜なんですよね(´Д`)ハァ…
そこで、今回はジャガイモの連作障害についてと、我が家の2年目のジャガイモ畝作りに連作障害をしない為に消石灰を撒いた事について書いていこうと思います。
■ジャガイモの連作障害について
ジャガイモの連作障害って?
連作障害とは、同じ場所に同じ種類の野菜を植えることによって、その種類の野菜を好む土壌病原菌や土壌害虫が増えてしまったり、土壌の栄養分が極端に過剰したり減少したりしてしまって、生産量が減ったり生育不足になってしまう事を指します。ジャガイモは連作障害を起こしやすく、連作障害を起こしてしまうとそうか病やモザイク病などの病気になりやすくなってしまいます。
防ぐ方法
ジャガイモの連作障害を防ぐためには2年間空けて植えるか、毎回違う場所に植えるかしないといけません。2年間空けてしまえば植えても大丈夫とわかっていても前年がしっかり収穫できているとやっぱり植えたくなってしまいますよね。
しかし、そうはいっても庭でする家庭菜園くらいだと毎回違う場所に植えるって難しいところがあります。
我が家もそこまで家庭菜園を広く造っていないので不可能です(ノД`)シクシク
そこでするのが土壌の消毒です。
何度もジャガイモを植えることで土壌病原菌や土壌害虫が増えて新しく植えたジャガイモに影響を与えてしまうので、こいつらを増やさないで減らすために消毒をする事で連作障害を防ぐことができます。
土壌消毒のやり方としては、太陽熱を利用した太陽熱消毒や寒い地域なら寒さを利用した寒おこし、そし農薬を使った土壌消毒剤による消毒があります。
我が家の試した方法
今回の我が家は2年目の春ジャガイモ栽培なので連作障害の予感は拭いされません。ですが、太陽熱消毒をしようにも日照時間の少ない冬場なので、これを利用するのは無理です。
そして寒おこしも地面が凍るほどの気温まで下がることがない地域なので、これもすることも不可能です。
最後に残った選択肢は土壌消毒剤(農薬)なんですが、これは正直素人が手を出して大丈夫なのか不安になってしまいます。
そこで、何か良い手はないかと調べてみたところ、土壌改良で混ぜる消石灰や石灰窒素が強アルカリ性なので、これによって土壌の消毒効果があるという情報を見つけました。
日本の土壌は一般的に酸性寄りで、化成肥料(酸性)や雨(最近は酸性雨)などの影響で酸性の値が高くなっていきやすくなっています。
ジャガイモはph5.0~6.0の弱酸性から中性の土を好むので、phの調節がてら消石灰を撒いてついでに消毒効果を期待する方法を我が家では取ってみようとやってみました。
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■我が家の2年目の畝作り
これが畝作りをする前の我が家の家庭菜園の姿です。

我が家の嫁さんが右2つにほうれん草、左には収穫済みですがカブが植えてありました。
本当は次の週の日曜日に畝作りをする予定だったんですが、次の週が100%の完全なる雨予報になっていたので、急遽ほうれん草の収穫と同時に畝作りを敢行することになってしまいました。
まずは家族総出で残りのほうれん草を収穫。
右奥のはネギなので、後で別のプランターに植え替えています。
お手伝いをする長男と次男むっちり。
なので、これでもかというくらいにガンガンに掘っては混ぜ耕していく事が大切です。
結構な重労働なので、やる前に準備運動をしておくことを推奨致します(・д・)/
これをしっかり耕した畑に撒いてから混ぜていくんですが、撒く時に気をつけないといけないことがあります。
消石灰は粉末の高アルカリ性の物質なので、使用の際はメガネとマスク、手袋、長袖長ズボンを着用してできるだけ触れないように使わないといけない危険物です。
目に入ると失明。肌につくと化学熱傷。吸い込むと喉の粘膜や肺に炎症を起こしてしまう怖い物質だということを知っておいてください。
なので、撒く場合は周りに人がいないかや風向きなどを考えて気をつけて撒くようにしてください。
あと、撒きすぎるとphがアルカリに傾き過ぎてしまうので撒きすぎ注意です。
消石灰を撒いた後はまたしっかり耕して混ぜ込みます。
混ぜ込んだら次は畝作り。

昨年は畝の長さ3.3m、横幅50cm、高さ20cmで作ったんですが、この畝だと山のような形になるので雨風が降ると横が削られていってしまって、毎回土を被せていかないといけなかったので大変でした(ヽ´ω`)ハァ…
そこで、今回はそうならないようにと畝の長さは3.3mと変えてませんが、横幅70cm、高さ15cmと横幅を増やして高さを下げてみました。
あと2つの畝も消石灰を入れてしっかり耕し、長さと横幅、高さを同じように作っていきます。

さすがに3畝作るのは大変でしたが、これで完成です。
消石灰を撒いて作った畝は、すぐには野菜を植えることができないので、1週間以上置いて土を馴染ませる必要があります。
あと2つの畝も消石灰を入れてしっかり耕し、長さと横幅、高さを同じように作っていきます。

さすがに3畝作るのは大変でしたが、これで完成です。
消石灰を撒いて作った畝は、すぐには野菜を植えることができないので、1週間以上置いて土を馴染ませる必要があります。
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■2年目のプランター
家庭菜園の畝作りは終わったんですが、もう1つ昨年はプランターでも春ジャガイモを植えたので、こちらでもまた作っていこうと思います。
こっちも春ジャガイモを植えた時の土をそのまま使っているので、消石灰を混ぜて土壌改良と消毒をしていっています。

プランターの土なので総入れ替えで新しい培養土を入れてもよかったんですが、消石灰だけでどこまでやれるのか畑とプランターで観察をするためにこっちにも撒いてみました。
しっかり混ぜ合わせて、こっちは陽が当たりやすいところに置いて太陽熱消毒の効果も少し期待してみようと思います。

こっちも畝同様に1週間以上置いてからの植え付けになります。
さてさてどうにか春ジャガイモが育ってくれればうれしいですが、どうなることやらです。
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■まとめ
春ジャガイモを植えるための畝とプランターの準備は完了しました。消石灰がどれほどの土壌消毒をしてくれるのかわかりませんが、上手くいけばいいなと期待しています。
買ったジャガイモの種芋たちもいい感じに芽出しができているので、来週は雨で無理ですが再来週には植え付け作業ができそうです。

そろそろ植える数を決めて、植え付け3日前までに大きいサイズの種芋は切って準備しておかないといけないですね。
また次の作業をしたときに、2年目の春ジャガイモの栽培の報告を書いていこうと思います。
良ければまた読んでいただけると嬉しいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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