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お庭で2年目のジャガイモ栽培という事で、これまで種芋の購入、植え付けのための畝作りをしてきました。
今年は昨年からの連作な春ジャガイモ栽培なので、連作障害をしないようにするために消石灰を使って高アルカリ消毒を試しています。
春ジャガイモの植え付けは、3月の初めから4月の中旬までの気温が10度以上で、天気の日にやるのが得策デス(๑•̀ㅁ•́ฅ✧

我が家は昨年と同じように3月の初めの日曜日に植え付けをする予定だったんですが、まさかの雨(´Д`)ハァ…
来週植え付けするかと思ったら再びその次の日曜日は雨と、予定より2週間以上植え付けが出来ず、陽に当てて芽出しをさせていた種芋がシワシワ状態になってしまいました。

さすがにやばいなと焦ったので、日曜日ではなく水曜日に急いで植え付けをする事にしました。
昨年はそのまま植え付けたんですが、今回は黒マルチを使っての植え付けをしてみたので紹介をしていこうと思います。



■種芋の状態

種芋は植え付けができる状態にするために、1ヶ月前から陽が当たる10度以上の部屋で芽出しをさせます。
今年の我が家の種芋はこんな感じ。
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右からインカのめざめ17個タワラヨーデル11個デストロイヤー9個となっています。
植え付け3日前に、サイズが大人のこぶし大のジャガイモは半分に切って植え付けの準備をしています。

ではそれぞれのジャガイモの芽出しの状態を見ていきましょう。

インカのめざめ
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ジャガイモの色は明るい土色なんですが、芽の色は黒めの紫色って感じですね。
インカのめざめはジャガイモの大きさは小さいんですが、それでも芽の量は多めな印象を受けます。

タワラヨーデル
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タワラヨーデルは細長いジャガイモだったのでほとんど2等分に切っています。
芽は紫色って感じですね。

しかし、インカのめざめとは違って芽部分の薄いうぶ毛が凄いです。
種芋も養分を吸われまくったみたいでシワシワ。

なんか養分を吸っている蜘蛛みたいに見えますね(´▽`;) '`'`


デストロイヤー
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こちらは今回のジャガイモの中で1番インパクトの強い名前のデストロイヤー。
大きさは他の2つに比べると結構ビックサイズばかりだったので、こちらもほぼ2等分しています。

芽の色は濃いアメジストのような色。
かなり鮮やかですね。これはどんな茎になっていくのか気になるところです。



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■黒マルチの効果

今回は黒マルチを使って春ジャガイモの栽培をしていこうと思うので、黒マルチを使ってのジャガイモ栽培の効果について少し触れておこうと思います。

保温効果
黒マルチを張ることで、土の中の温度を下げない働きがあります。
ジャガイモの生長が良くなるのが17度~24度。

ジャガイモの植え付け時期は3月とまだ微妙に気温が下がったりする場合があるので、極端な気温の変化にたいしてジャガイモを守ってくれて生長を早める効果があります。

水やりをあまりしなくていい
黒マルチを張ることで、土の中の保湿効果を高めます。
これによって黒マルチを張っての春ジャガイモ栽培はほぼ水をやらなくても大丈夫になるそうです。

あと、大雨が降った時はマルチで雨を横に流すので、雨の水分が土に溜まりすぎて種芋が腐ったりするのを防いでくれます。

土寄せ不要
ジャガイモはイモが形成し始めると土寄せをして陽に当てないようにしないといけません。
ですが、黒マルチがあれば陽に当たることがないので、この作業は不要になります。

ですが、マルチにあけた穴からジャガイモが見えてる場合は、土をかけて緑化をしないようにしておかないといけません。


ネキリムシ対策
黒マルチで土を覆うので、野菜の大敵ネキリムシが隠れる場所をなくします。
春ジャガイモの時期は、ネキリムシも全盛期。

我が家でも1年目の春ジャガイモはこいつに悩まされたものです(ノД`)シクシク

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■2年目の植え付け開始

我が家の植え付けをした日は気温11度。
しかも春の嵐なのか無駄に強風吹き荒れる日でした(ノД`)シクシク

だけどこの日にやっておかないと次の日曜日もどうなるか分からないので、家族みんなで寒さに耐えながらやっていきました。
前回までは畝作りまでをしています。
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長さは3.3m、幅は70cm、高さは15cmの畝を3つほど作りました。
これに今回は、20cm間隔で種芋を植え、1畝に16個植え付けをしていきます。

植えるジャガイモは右側の畝にインカのめざめ16個
真ん中にタワラヨーデル8個デストロイヤー8個

あと残りを左側の畝に残った種芋を植え付けていきます。
今回は長男だけじゃなく、我が家の次男むっちりもお手伝いしてくれました(∩´∀`∩)♡
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まぁ、既に腰が痛くならないように出しておいた草取り用のローラー付き座椅子で遊んでいるので、手伝ってくれるのか微妙ですね(・∀・;)

植え付け開始
①畝の真ん中を鍬で、深さ15cmの溝を掘っていきます。

②掘った溝に20cm間隔で種芋を置いていきます。
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私が20cm測り、長男が置いていってくれていますが、後ろにジャガイモを吟味しているむっちりが気になりますね。
自分もやってみたかったようで、ジャガイモを溝の中に放り投げてくるので焦りました。
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切った種芋は切り口が下にむくように植え付けていきます。

③種芋と種芋の間にひと握りの肥料を置いていきます。
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我が家で使ったのは昨年も使ったこちらの肥料。
昨年はこれのおかげか大収穫だったので、今回も使っています。
肥料は種芋に当たらないようにこんな風に置いていきます。
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④土をかぶせる
種芋の上に土をかぶせていきます。
かぶせた後、今回は昨年のネキリムシ被害の経験を踏まえて薬を撒くことにしました。

できれば農薬というものを使いたくはなかったんですが、ネキリムシに関しては諦める事にしました(ノД`)シクシク
昨年こいつに散々ジャガイモとサツマイモを食い散らかされたので、今年は発生しないように念には念を入れておこうと思います。

んで、今回使う住友化学ダイアジノン粒剤は植え付け時に土と混ぜ合わせることで、長期間の防虫効果を発揮してくれます。
なので、サラッと撒いて表面の土としっかり混ぜ合わせます。

他の畝も同じように植え付けと薬撒きをしていきます。
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これで、右は16個のインカのめざめの畝、真ん中はタワラヨーデル8個・デストロイヤー8個の畝、左は残ったインカのめざめ1個とタワラヨーデル2個を植えた畝の完成です。


黒マルチ張り
では今回のメインイベント黒マルチ張りです。
我が家が使ったのはジャガイモ専用の黒マルチ。

これは真ん中がミシン目になっているので芽が出てきたら簡単に穴が開けれるタイプです。
風で飛ばされないようにマルチキーパーを使って四隅と真ん中の両脇を止めていきます。


右2つの畝に黒マルチを張っていきます。
嫁さんと2人がかりで黒マルチを張ったんですが、風が強い日だったので風に煽られて弛むから2人でも張るのが大変(´Д`)ハァ…

しっかりたるみがないようにピシッと張っておかないと後で風にめくれて張り直さないといけなくなるので、やる場合はしっかり伸ばして張っていきます。
張りながら周りの土を載せていくと風が吹いてもめくれなくなるので、左右に土を載せつつ張っていくのが大事です。
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これで完成。
たるみが出来てしまった場合は、風に飛ばないように石を載せて重しにするのがいいです。


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■2年目のプランターの植え付け開始

こちらも昨年と一緒でプランターの方にも植え付けをしておこうと思います。

①深さ15cmの溝を作ります
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②種芋と肥料を入れる
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左がデストロイヤーで右がタワラヨーデル。
真ん中と左右に肥料を置いていきます。

③7cm土をかぶせて完成
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こちらは畝と違って土寄せをしないといけないので、7cmほど土をかぶせておきます。
軽く水やりをしたらこれで完成です。





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■まとめ

どうにか水曜日の陽が出ているうちに、植え付け作業が終わってホッとしています。
嫁さんと長男、微妙にむっちりもお手伝いしてくれたので、早く終わりましたヾ(●´∇`●)ノ

今回は2年目の連作なので、上手くジャガイモが黒マルチから芽を出してくれるか不安ですが、うまく全部出てきてくれることを祈りたいと思います。
今後も様子をうかがいながら2年目の春ジャガイモ栽培の報告を書いていこうと思いますので、よければまた読んでいただけると嬉しいです。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


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