alone-1867464_1920
自宅の裏側に庭がある場合、玄関脇から裏庭に向かう細い通路ってありますよね。
ここって家の壁と目隠しフェンスやお隣さんの家との間にあったりするので、陽があまり入ってこなくてじめじめした場所だったりします。

ですが、そんな場所でも土があれば雑草って生えてくるものです。
先日、子どもと家の周りの住宅街を散歩したんですが、意外とここに生えてきている雑草に対してほとんどの家が草取りをしていないような状況でした。

たしかに、庭や駐車場などの陽が入りやすい場所に比べて雑草の量はちらほらなんですが、この通路は放っておくと厄介な雑草たちが蔓延(はびこ)ってしまう危険地帯だったりします。
しかも、ここに雑草が蔓延ってしまうと、うす暗くてじめじめした場所が好きな虫や夏場だと蚊の温床になってしまう事もありえます。

そこで、今回は玄関脇から裏庭に向かう細い通路の雑草対策について紹介していこうと思います。




■生えやすい雑草

ドクダミ草

leaf-854515_1920
葉っぱがハート型で白い花をつける多年草の植物。

半日陰の場所を好み、繁殖力は旺盛で、放っておくといつの間にかもっさり育ってしまってしまいます。 


ドクダミは種で増える植物ではなくて地下茎で育っていく植物なので、少しでも根が土に残っているとそこからまた一気に伸びてくる厄介な雑草です。



たんぽぽ

dandelions-4196859_1920
こちらも多年草の植物。

タンポポと言えば陽の当たる場所に良く育っているのを見かけると思いますが、実は半日陰の場所やちょっとしたアスファルトの隙間などでも十分に育ってしまうほどの強い生命力を持っています。

こいつの恐ろしいところは2点。
種が付いた綿毛を飛ばしどんなところにもその生息域を広げてしまうところ一度育てば根が50㎝~1mも伸びるので駆除が大変なところです。

毎年育ち、種で生息域を増やし、根もかなり深く抜きづらいので、こいつもかなりの厄介者です。


シダ植物
fern-1511278_1920
日陰+湿度があれば生えやすいのはシダ植物です。
種ではなく胞子によってその数を増やしていくので、1本生えればその周辺に仲間を増やしていってしまいます。

シダ植物がいる=蚊の発生確率も上がるので、こいつが出てきている場合は気を付けた方がいいです。


moss-3796971_1920
こっちもシダ植物と一緒で日陰+湿気を好む植物。
苔の場合は地面を這って広がっていくので、気づかぬうちに通路を苔化されてしまう事も多かったりします。

苔が生える→シダ植物も生える→蚊も増える→通路がカオスに…というような嫌な流れになる場合もあるので、こちらもちらほら出てきたら何かしらの対策をしておくのが良いでしょう。


目次にもどる

■対策方法

頑張って抜く
信じられるのは己の努力Σd( ・`ω・´)
大変ですが、1番コストがかからず、身一つでやれるやり方です。

継続して抜き続ける事が大事なので、根気と折れない心が必要です。


除草剤を撒く
草取りをする時間がない場合、除草剤を撒くのも方法です。
雑草が生長してしまって蔓延っている場合は、葉から吸収して根まで枯らす液体タイプが有効です。

おススメはラウンドアップ

雑草の中でも屈指の生命力を持つスギナすらも枯らすことができるので、どんな雑草もこいつにかかればイチコロDETH(๑•̀ㅁ•́ฅ✧
ですが、まだ生えたばかりの短くて若い雑草や種に対してはあまり効果がないので、まだ若い雑草しか生えていない土には顆粒タイプの除草剤を使ってください。

顆粒タイプの除草剤は撒くことで若い雑草を枯らし、種を発芽させないようにしてくれます。
しかも、撒いておくと最長6ヶ月ほど雑草を生えづらくしてくれます。

おススメはネコソギトップ

我が家でも使ったことがあるんですが、6ヶ月とは言いませんが、4ヶ月くらいは本当に雑草が生えてきませんでした。
ただ、子どもがいる家庭やペットを飼っている家庭はあまり使わないほうがいいと思います。

液体タイプは肌につくと炎症を起こす場合がありますし、顆粒タイプは誤って口の中に入れたりしてしまうと危険です。


防草シートと砂利を使う
この場合は一度生えている雑草を鎌や草刈り機を使っていったん刈り取ります。
そして、そのあとに防草シートを通路に隙間がないほどに敷いてピンで留めていきます。

こうすることで防草シートの下の土は日に当たらなくなって雑草が生えなくなっていきます。
そして、この上に砂利を撒くことで、より雑草が生えることを防ぐことが可能です。

しかも、ここを歩くと「ジャッジャッ」と音が鳴るので、防犯対策と猫も砂利があると歩くのを嫌がるので、防猫対策にもなります。
欠点を言うと、年数が経てば経つほど砂利が沈んでくるので、沈んできたら補充をしてあげないといけなかったりします。


外構業者に頼む
自力で頑張るにも限界があります(ヽ´ω`)ハァ…
なので、お金がかかりますが外構業者に頼むというのも一つの方法です。

この場合やる方法としてはコンクリートで通路を固めてしまうやり方をすることが多いです。
我が家の場合も駐車場にコンクリートを打つ時に、一緒にやってもらいました。
IMG_5605
これなら雑草が生えることはなくなるので、この通路の草取りからはほぼ永久に解放されることができますΣd( ・`ω・´)



目次にもどる

■外構業者に頼む時に気を付ける点

外構業者に頼んでコンクリートを打ってしまえば安心なんですが、頼む時に気を付ける点があります。


コンクリートと基礎との間
コンクリートを打つのはいいんですが、頼む時にコンクリートと家の基礎との間はどうするのか?という事を聞いておくべきです。
何故かと言うとそのままコンクリートを打ってしまうとこうなるからです。
IMG_5585
家の基礎部分の表面がコンクリートに引っ張られてヒビが入っています。
しかも基礎とコンクリートの間もちょっと溝が出来てしまっています。

これは、コンクリートを打った時は綺麗になっているんですが、年数が経てばコンクリートの重さに地面が少しづつ沈んで、それに引っ張られて基礎の壁にヒビや隙間が出来てしまうからです。
家の基礎は、このせいで弱くなったり、壊れたりする事はないんですが、見た目が悪くなるので、家主としては気持ちの良いものでは無いです。

我が家はこうなる事を外構業者から全く説明されてなくて、家のメンテナンスに来た担当者に基礎がひび割れてきた事を聞くと上のような説明を受けました(´Д`)ハァ…
こうならないようにするために基礎とコンクリートの間にクッション材を入れたり、
IMG_5662
密着する場所に切り込みを入れるとこの現象が予防できるそうです。
IMG_5663
駐車場のコンクリートの方はちゃんとひび割れと隙間防止をしてくれていたので良かったんですが、こういう事は事前に説明をしてもらいたかったですね(´Д`)ハァ…
なので、もし頼む場合は、事前にコンクリートが沈んでひび割れや隙間ができる事とその防止をする方法を頭の片隅に覚えておいてください。

ちゃんと防止策を提案してくれるならいいんですが、せずにそのまま話を進めようとするならその外構業者はやめておいた方がいいかもしれません。


1社だけで決めない
細い通路だけだからと近場の外構業者1社だけで、即決するのはやめましょう(๑•̀ㅁ•́ฅ✧
コンクリートを打つのはそれなりに高い値段になるので、何社か見積りをしてもらって相場と施工方法を比較しておく事が大事です。

足を運ぶ時間がない人は、インターネットから一括で多数の業者に見積りが出来るサービスもあるので利用するのも1つの方法です。↓

相場と施工方法を知っておくだけで、値段交渉もスムーズに出来るんじゃないかと思います。




目次にもどる

■まとめ

裏庭に向かう通路は暗いし、細かったりする場合が多いので、ついつい草取りをするのをスルーしてしまいがちですが、やっておくことが大切です。
自力に抜くもいいし、除草剤や防草対策を使って簡略化を図るのもいいと思います。

そして、どうしてももう無理だと感じたら外構業者に頼んでコンクリートを打ってもらうのもお金はかかりますが、1つの手だと思います。
もし、外構業者に頼む時は、上で紹介した気を付ける点を参考にしてもらえればと思います。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

目次にもどる

↓ポチッとしてもらえれば励みになります。
ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村