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仕事や家事に追われて食事をとる時間かない人にとって、手に持って食べながら作業ができる携帯食料は無くてはならないアイテムです。
日本が誇る古来からの携帯食料と言えば『おにぎり』がまず思い浮かべられるんじゃないでしょうか。

ですが、最近の携帯食料と言えば、サクサククッキーで体に必要な11種のビタミン・6種類のミネラルとカロリーが取れる「カロリーメイト」や10秒チャージのキャッチフレーズでお馴染みの「ウィダ in ゼリー(現在の商品名はin ゼリー)などの日持ちするデザート系携帯食料が主流となり、我々日本人が慣れ親しんでいたおにぎりは携帯食料というよりは普通の食事になりつつあります( ノД`)…

先日、AEONグループのお店に買い物へ行った時に、私は目を疑うようなおにぎりを発見してしまいました。
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通常おにぎり1個分を手軽に栄養補給できるという、既に飲む時点でおにぎりと言っていいのか悩むんですが、名前は『飲むおにぎり』です。
ウィダ in ゼリーの如くおにぎりもまさかの10秒チャージ時代へ突入というわけですね( ー̀ωー́ )✧

さすがにこの時はこれを買って飲む勇気がなかったので買わなかったんですが、ちょっと面白いなと思いTwitterに↓このようにツイートしてみたところフォロワーさんたちから感想をお願いされてしまいました(;・∀・)
次の日、発見したAEONへ飲むおにぎりの確保に向かったんですが、2個くらい残っていたはずが次の日にはなぜかどこにもなしに∑(゚д゚; )ガーン
売れたのか、もしくは撤去されたのかわかりませんが、さすがにない物はしょうがないと一度はあきらめようと思ったら、「ネットで買え」という脅迫にも似た助言をもらったので、一番安かった楽天で購入してみました。

そして届いた物がコチラ。
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『飲むおにぎり 梅かつお(6個入り)』『飲むおにぎり 梅こんぶ(6個入り)』です。
では、商品紹介とともに、どんな味なのか嫌な予感がしますが食べていってみようと思います




■飲むおにぎりとは?

群馬県に存在する日本の伝統食こんにゃくを体験するテーマパーク「こんにゃくパーク」を運営するヨコオデイリーフーズが2019年3月1日から発売した新商品。
種類は「飲むおにぎり 梅かつお」と「飲むおにぎり 梅こんぶ」の2種類となっています。

容量は130gで値段は160円(税別)。
1パックでおにぎり約1個分のカロリー(200kcal)を持ち、原材料には紀州南高梅や北海道昆布、国産うるち米、国産海苔と徹底した国産原料にこだわって美味しさを追求しているようです。

レタス1個分の食物繊維も含まれているので、腹持ちも良く、栄養補給だけじゃなく胃腸を整える効果も期待ができます。
しかも、常温保存1年と長期間の保存も可能になっているので、時間がないときの携帯食料だけじゃなく、いざという時の保存食・非常食として家庭内備蓄品の選択肢の一つとなるように開発されているそうです。




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■飲むおにぎり 梅かつお

まずは飲むおにぎり梅かつおからいってみましょう。
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開けて恐る恐る中を覗いてみるとちょっと固形になった物質が見えています。
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固形に近いドロドロなんでしょうか(-ω-;)ウーン
どんなものが入っているのか気になるのでお皿に出してみると、
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思った以上にグロい(;・∀・)
色合いはほぼ海苔の色で、ところどころにある白いのはお米ですね。

香りは梅干しの甘酸っぱい香りと磯の香り風味。
飲んでみると強く吸わないと出てこないくらいのドロッとした粘り気のある食感に、ところどころ小さくなったお米は感じれます。でも、おにぎりではないのは確かです(๑•̀ㅁ•́ฅ✧

味はというと甘酸っぱい梅干しと海苔の味がかなり濃いです。
これを食べて思い浮かんだ私のイメージは、「ご飯ですよ」の味。


ご飯に対してまるでご飯ですよを多めに入れ過ぎたかのような甘ったるさとドロッとした食感、そして微妙に出現する米の存在感と、これはこれまで体験したことのない変わった飲み物でした。
なので、10秒チャージの如くギュッと握って飲むと、口の中いっぱいに甘濃い味が広がってこれ以上飲む事が辛くなるので、やめておいた方が身のためです。

飲む場合は、これ単品だけで栄養補給をすると甘さがきついので、おにぎりのお供にお茶があるように、こいつのおともにもお茶を用意して交互に飲んでいくと美味しく飲めるかもしれません。



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■飲むおにぎり 梅こんぶ

お次は飲むおにぎり梅こんぶ
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先ほど飲んだ梅かつおの甘さが思った以上にきつかったので、こちらもあまりいい予感がしなくなってきました(;・∀・)
開けてみるとこちらは固形になっているような感じではなさそうです。
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お皿に出してみると
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水分が少しあるようで、ジュレのような見た目と海苔とお米だけじゃなく昆布らしき姿も見受けられます。
香りは梅干しの甘酸っぱい香りと昆布の香りが混ざったような感じ。

飲んでみると水分があるおかげで少し飲みやすく、お米と昆布の存在感がしっかりしてます。
こちらはおにぎりの具でもある佃煮昆布のおかげで、おにぎりらしい味と言えばおにぎりらしい味ですね。

味は梅干しの甘酸っぱい味は濃く、甘辛く漬けた昆布の佃煮の味も負けまいと強めです。
というかこちらも梅かつおに負けずかなり甘さが濃い(-ω-;)

なので、10秒チャージで飲むと梅かつお程ではないですが、かなり梅干しの甘さがえぐいです。
こちらもお茶と一緒に飲みながら栄養補給が好ましいと思われます。



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■お湯で割ってみると

どちらの飲むおにぎりも味濃いめ、梅干しの甘さも濃いめと、これを全部飲むのはちょっと大変。
そこで、濃いのならお湯で割ってしまえば、もしかしたら味が薄まって美味しくなるんじゃないかと思い試してみました。

これがお湯を入れた飲むおにぎり梅かつお
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見た目が既にアウトかもしれない…

んで、こちらがお湯を入れた飲むおにぎり梅こんぶ
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こっちは米と昆布のおかげで、昆布茶漬けに見えなくもないですね。

結論から言うと梅おかかはお湯で割っても見た目もダメでしたが味もダメ。
お米と海苔に味がしみ込み過ぎて、お湯を入れても具が甘いのであまり変わらず。

むしろ温かくなったせいで甘さが際立ってもっと食べづらくなってしまっていました(ノД`)シクシク

梅こんぶはお湯で割ってみると、甘さと味の濃さが落ち着いて、温かい昆布風味のお米入りスープのようで、意外と結構イケる味に(°д° )!!
これなら体を温め、栄養補給などの非常食として有事の際に使えるので、家に備蓄しておくのも悪くないかもしれません。

飲めない場合は梅こんぶだけですが、お湯で割って非常時の非常食として飲むのもありです。





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■まとめ

飲むおにぎり2種を食べてみましたが、名前とウィダinゼリーのような見た目から「飲むおにぎりで10秒チャージだヾ(*ΦωΦ)ノ ヒャッホゥ」とテンションが上がって勢いよく飲むと、味の濃さと梅干しの強い甘さに痛いしっぺ返しをくらう飲み物でした。
なので、忙しい朝の食事の代わりや仕事の合間のエネルギー補給、家事の合間のご飯代わりには、申し訳ないけど向かないと思われます(;・∀・)

ですが、1年という長い保存期間があり、手軽に栄養補給ができ、お湯があれば温かいスープとしても飲めるので、災害時の非常食として家に備蓄しておくのもいいんじゃないでしょうかΣd( ・`ω・´)
かなりの味の濃さと梅干しの甘さ、変わった食感なので、どんなものか試しに飲んでみるのも面白いと思います。

興味がある人は、是非飲むおにぎりにチャレンジしてみてください(๑•̀ㅂ•́)و✧

最後まで読んでいただきありがとうございました。


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