
最近の新しく建てられている家に、ウッドデッキを付けている家が増えてきています。
屋外なのに木目の床があるって、自宅なのにペンションや別荘のように、開放的でオシャレな感じがして憧れる人も多いんじゃないでしょうか。
でも、いざウッドデッキをつけると考えると、普通の家にウッドデッキって必要なのかって悩んでしまわないですか?
もしかしたらウッド(木)だから年数が経つと朽ちるんじゃないか(; ・`д・´)と不安になってしまいますよね。
我が家は、家を建てる時に嫁さんが「どうしてもウッドデッキが欲しい!!」と熱望したので、夫婦会議の末にリビングの裏庭に面した窓の外にウッドデッキを設置してみました。
入居して今年で3年経ち、ウッドデッキと共に日々を過ごしてきております。
そこで、本日は3年間ウッドデッキのある家に住んでみて感じた、ウッドデッキのメリットデメリットについて紹介していきたいと思います。
■ウッドデッキって?
ウッドデッキとは日本家屋で言うところの縁側を拡大した木製(または木目調)の床のようなものでです。素材は天然木材(ソフトウッド、ハードウッド)もしくは木材と樹脂を混合した合成木材を使用して造られます。
ですが、天然木材だと年数が経つにつれて朽ちていってしまうので、ほぼ永久的に朽ちることのない耐候性・耐腐朽性・耐虫性に優れた合成木材が使われていることが多くなってきています。
普通は外構業者に注文して造ってもらうんですが、最近ではDIYが流行っているせいか、人によっては材料を購入して1からウッドデッキを造る人も増えてきているみたいですね。
材料はホームセンターでも売ってありますし、Amazonや楽天などのネットショッピングでも売ってあるので、どんなものか気になる人は下のAmazonのリンクから確認してみてください。
ただ、自分で造る場合は、よほど自分に自信がある人か失敗してダメになっても次頑張る(ง •̀ω•́)ง✧とポジティブにやる気を出せる人以外はしないほうがいいかと思います。
3年経っていますが、少し色が薄くなったような気がするだけで、朽ちる様子もなく、カビや苔も全く生えていません。
強度もかなり硬く、天然木材だと物を落としたりするとすぐにへこんだり穴が空いたりするんですが、少々重い物を落としても傷ひとつついていません。
大きさは1.8m×3m。
一部ローデッキを付けて庭に出入りしやすいように階段にしています。
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■ウッドデッキのメリット
リビングが広がる
ウッドデッキは室内の床の高さと同じ高さに造られているなので、カーテンを開けて見ると、まるでリビングが外まで広がっているような開放的で広々としたスペースを感じさせてくれます。椅子を出して優雅に過ごすのも良し、空を見上げながら寝そべるも良し。
自分好みに楽しめます。
洗濯を干すのに便利
家を建てるにあたって、家族が増えるから家を建てるという理由を持つことって多いですよね。我が家の場合も次男むっちりが産まれるから家を建てました。
まだ小さいうちは洗濯物もそれほど場所を取らないで大丈夫だったんですが、年々子どもたちが大きくなるにつれて、動き回って汚すことが増えるので、だんだん洗濯物の大きさや量が増えてきています(´▽`;) '`'`
そうなると困るのが干す場所。
前まではベランダの物干し竿でどうにか干し切れていたのに、今ではそれでも間に合わないなんて事がよくあります。
そんな時ウッドデッキがあれば、そこに室内用の物干し竿を置いて洗濯物の干す場所を確保することが可能なんです。
アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA)
布団などの大きなものや広い範囲に干せる物干しもあるので、ウッドデッキと共に洗濯物問題を解消してくれる心強い味方になってくれます。
子どもの遊び場にもなる
ウッドデッキがあれば子どもの遊び場にもなります。我が家では、夏になるとここにプールを置いて遊ばせます。

これならプールが土で汚れる心配はないし、親もリビングから様子を見ながら遊ばせることが出来るので、わざわざ傍にいなくても大丈夫なんです。
こんな風に外の日差しと爽やかな風を感じつつ絵本を楽しむこともできます。

まぁ、この後絵本を読むよりも2人で楽しそうに騒ぎまくってましたけどね(´▽`;) '`'`
外で食事を楽しめる
ウッドデッキの醍醐味と言えば、家なのに空の下で料理を広げてアウトドアな食事が楽しめることです。天気の良い空の下で食べるご飯の味は、3割り増しくらいに美味しく感じるから不思議です。
陽が強い日はサンシェードを設置すればグッと雰囲気が出て、子どもも大喜びしてくれます。

春なら花見、夏ならBBQ、秋なら七輪でサンマや月見で一杯、冬はお餅を焼いて食べるなんてのもウッドデッキに座って楽しめます。
関連カテゴリー
・庭で七輪
・庭で七輪
ちょっとした収納場所
我が家のウッドデッキには床下部分に空間が存在します。

見てもらえればわかるように現在我が家では収納として有効活用しています。
ここに置いてあるのは、家を建てる時に使った瓦の予備一式と玄関タイルの予備一式。
瓦や玄関タイルが割れた時に替えれるようにと、建築会社から予備としてくれたんですが、倉庫に入れるには量があるし、吹きざらしの庭に置いとくには劣化して使い物にならなくなってもらっても困るので、それなりに雨風がしのげる床下部分に収納しています。
これ以外にも、子どもが外で遊ぶおもちゃやウッドデッキの掃除道具など、家の中に入れるわけにもいかないものを収納する場所として、大いに役立ってくれてます。
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■ウッドデッキのデメリット
設置値段が高い
ウッドデッキを設置するのにはそれなりにコストがかかってしまいます。我が家のウッドデッキだと、合成木材で1.8m×3mの広さと基礎のコンクリ、ローデッキを付けて併せて30万円ほどかかっていたりします。
これを天然木材で造った場合は、価格は抑えれるんですが、朽ちやすく、防腐防虫処理などのメンテナンスも必要になってくるので、こちらもそれなりにかかってしまいます。
使う時は掃除が必要
ウッドデッキは、屋外にあるので雨風によって運ばれてきた汚れや砂によって表面には汚れがたまってしまいます。なので、ウッドデッキを使う時は、水を撒いてデッキブラシで掃除をしておくことが必要です。
これをしておかないと子どもを遊ばせるのも足の裏がすごいことになりますし、洗濯物も風で落ちた場合ももう一度洗濯しない羽目になってしまいます(ヽ´ω`)ハァ…
掃除していない期間が空けば空くほど汚れがたまってくるので、使う時は絶対掃除をしないといけないです。
陽射しが強いと熱くなる
天然木材のウッドデッキだと陽射しが当たっても熱すぎるまではいかないんですが、合成木材の場合は、裸足で歩けないほど熱くなってしまいます。我が家のようにブラウン系のウッドデッキは熱を吸収しやすいからなおさらです。
逆に明るい色だと陽射しが反射して家の中が暑くなりやすいそうで、そうしないためにも日差しが強くなる夏場はサンシェードなどの日除け対策を設置しておかないといけません。
小さい子がいると危険
ハイハイやようやく立ちだしたくらいの子どもだと、端っこから地面に落ちてしまう心配があるので危険です。周りにフェンスを付けたりして転落しないようにしてあげないといけないです。
床下はゴミがたまったり虫の住処になることも
ウッドデッキの床下部分には、風によって葉っぱやゴミなどがたまってしまう場合があります。そうなると、それを住処にダンゴムシやナメクジ、ムカデ、ゲジゲジ、クモなどの虫が増えてしまう事に繋がってきます。
特にコンクリートを下地にせずに、土の上にウッドデッキを造るタイプだともっと多くの虫が寄ってくる恐れがあります。

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■まとめ
ウッドデッキはメリットデメリットどちらもありますが、実際3年間ほど使ってきて我が家としては、設置して正解でした。見た目がおしゃれで開放感があり、洗濯や食事、子どもの遊び場、収納場所と、いろいろと使い勝手もいいので役に立ってくれています。
もし、ウッドデッキを設置しようかどうか考えているなら是非とも前向きに考えてみるのもいいんじゃないでしょうか。
ウッドデッキの設置で悩んでいる人に、少しでもこの記事が参考になれば嬉しいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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