隣の敷地に雑草が生い茂り、こちらの家の方にまで雑草が侵入してくる事ってありますよね。

我が家の隣には、１階がベランダではなく土の庭になっているアパートがあります。

夏から秋にかけてそこに雑草が生い茂り、我が家の庭の物置に寄りかかったり侵入したりと、少しモヤっとさせられていました( ˘•ω•˘ ).｡oஇ

こんなふうに↓

さて、こんな時どうするのがいいんでしょうか？

どれが対処として良いのか調べてみたので紹介していきたいと思います。

■①邪魔だから切る

こちらの敷地内に入ってきているから切ってもいいんじゃないかと思うところですが、法律的には隣の木の枝や雑草が境界を乗り越えて侵入してきても勝手に切ってはいけないとされています。
もし切ってしまった場合、アパート側から「器物損害の罪」で訴えられてしまう恐れがあるので、絶対にやめておきましょう(๑•̀ㅁ•́ฅ✧

アパートに限らず空き家や空き地、隣家などの隣の土地から境界を越えてくる雑草や木の枝に対して民法によると
という風になっているので、所有者に依頼して切ってもらうお願いを出す事は可能だと書かれています。

なので、相手に切る事を強制したりこちらが勝手に切るという事はできないのですが、こちらから切ってもいいか提案して了承してもらえれば切る事はできるようです。

雑草が侵入してきて迷惑をしているのに、こちら側がお願いしないといけないというのが癪に障りますが、それが日本の法律なので致し方ないところですね( •᷄ὤ•᷅)
ですが、こちらが取り付けたフェンスにツタが絡まって伸びていたり、侵入してきたツタが敷地に根を這わせていたりする場合は、フェンスと土地の所有者がこちらになるので取り払ったり刈ったりするのは良いそうです。


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■②１階の住人に言って切ってもらうか、切らせてもらう

先程紹介した民法223条1項に沿った良い方法な気がしますが、これも間違った対処法。

そもそも１階の住人は、アパートを借りて住んでるだけであって土地の所有者ではありません。

むしろ、小さな庭はあっても「賃貸の契約にそこは含まれていない」なんて契約状況もあるそうです。

なので、借りている住人であっても庭の雑草を勝手にどうこうする決定権はない場合があります。

仮に、住人に決定権があったとしてもアパートは住人の移り変わりが激しいので、また次の新しい人が引っ越してくれば再び侵入する雑草についてどうするか話合いをしないといけなくなります。

しかも、話が通じる人ならいいですが、話が通じない人ならご近所トラブルから嫌がらせに発展する恐れがあるので、住人に直接言うというのはリスクが伴うので危険です。

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■③管理会社に連絡して対処してもらう

これが正解。

アパートの所有者は大家さんになりますが、最近では管理会社を入れて管理している場合がほとんどです。

なので、アパートの管理会社に連絡を入れて侵入してくる雑草に対して対処を頼むのが上策です。

管理会社はアパートの修繕や清掃も委託されている事が多いので、何かしらの対策をしてくれるはずです。

それか、侵入した雑草があったら勝手に処理していいか聞いておくのもいいかもしれません。
これなら気になった時にすぐ刈って綺麗にできるので、気持ち的にも楽な気がしますね。

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■我が家の場合

さて、我が家の場合は、夏から秋にかけてセイタカアワダチソウやツタ系植物が生えてアパート側から侵入してくるので、それぞれ

セイタカアワダチソウ→折らないようにアパート側に倒れる向きを変える
ツタ系植物→這ってくるあたりにうっかり顆粒タイプの除草剤を撒いておく

という事をして、今のところは対処しています。
我が家が引っ越して３年目ですが、アパート側からは毎年庭の雑草に対して何の対処もないみたいなので、そろそろ連絡を入れておくべきかとは考えてはいます。





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■まとめ

アパートからこちらに雑草が侵入してきた場合、アパートを管理している管理会社にまずは連絡を入れて対処してもらうようにしましょう。
毎年毎年だとついつい感情的になって勝手に切ったり、アパートの住人に直接言ってしまいそうになりますが、まずは冷静に対応することが大事です。

そうすることで、無用なご近所トラブルを回避してお互い平和にこの雑草侵入問題を解決させるができるはずです。
アパートから雑草が侵入してきて困っている場合の参考にしてもらえると嬉しいです。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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