妊娠から出産までは約10か月と10日と言われています。
その間いろいろと気を付けて頑張っている未来のお母さん、お父さんがたくさんいると思います。
今回は出産のときに安産になるお灸を紹介します。誰でも自宅で気軽に出来るようにと思いますのでよければ参考にしてください。
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■安産の灸とは?
お産の時に産まれるまでの時間がかからず安産にしてくれるお灸の方法です。体の調子が悪い日以外は毎日やり続けるのが好ましいです。
・場所はどこ?
安産のお灸のツボ、三陰交は内くるぶしの上、指4本分の赤い位置にあります。
・いつからすべきか?
妊娠安定期(約5か月)からやり始めるのがよいです。
妊娠初期などの早い時期から刺激を与えてしまうと流産する恐れがあるからです。
安定期から始めると不思議なことに流産防止にも効果があります。
・効果は?
誕生した赤ちゃんの臍帯が太いです。しかも元気いっぱいな赤ちゃんが産まれます。
産まれた体重が2800~3200gの範囲内が殆どです。
何より安産。陣痛から出産までが4時間もかかりません。
我が家も2人の息子がいます。どちらの時も5ヵ月目から始めました。
出産のとき、長男みな五郎は陣痛から2時間で産まれましたし、次男ゆうさんは陣痛から1時間半で産まれました。
どちらも2950g位で、現在は3歳と7か月になっていますがどちらも風邪をあまりひかず元気いっぱいです。
どうやら体の丈夫な子供が産まれやすいみたいです。
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■用意するもの
・最高級モグサとお灸用の線香
薬局で売ってあるとこもあるらしいです。
【山正】【小分けもぐさ】金印 日本一黄金山(10g赤箱入り) - 点灸用の最高級品
・ライターと灰皿
線香に火をつける為のライターと灰を落とすための灰皿です。100均で買えます。
・消毒液
患部の消毒に使います。市販の消毒液で大丈夫です。
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■やり方
できればご主人と一緒に二人でやってください。一人でやると火事になる恐れがあります。お灸はゆったりとした気分でやるように心がけてください。きつい時や体調が悪い時はお休みしましょう。できれば食事と入浴の前後30分は避けてやるようにしてください。
煙がすごいので換気ができるところでやるのをお勧めします。我が家は風呂場で換気扇を回しながらやっていました。
・モグサからお灸づくり
まずは乗せるお灸をあらかじめ作っておきます。
モグサの中からひとつまみ掌に乗せます
次にそれを優しく力をいれずに伸ばしていきます。力を入れると燃やしたときに
熱くなるので注意してください。
これを約1mm位の大きさにちぎって形を△にします。後程お灸の数を説明しますが、1ヶ月目は両足に3壮づつやるので6個ほど作ります。
△にすると肌の上に立ちやすいです。
これで完成です。
・お灸開始
消毒液をティッシュに染み込ませて三陰交の周辺を消毒します。
線香に火をつけ灰皿に置き準備します。
作ったお灸を三陰交の位置に乗せます。
(この画像はわかりやすいように手に乗せています。)
立たせるのが結構難しいので消毒をしっかりつけて濡らしたうえでお灸を置くとうまく立たせれます。
線香の灰を落として赤くなっている先端をお灸の△のとがってるあたりに近づけて火をつけます。
長く近づけているとされてるほうはかなり熱いので、熱いと言われたら一旦線香を離してもう一度トライしてください。線香がお灸を釣り上げてしまったらもう一回です。
火が着くと一気に燃えます。一瞬だけですが熱いです。耐えられそうになければご主人に指でお灸を潰してもらってください。
小さいお灸なので上から押さえつけられると簡単に消え、押さえつけたほうも熱くないです。あとは燃えたお灸の灰の上から残り2回のお灸をしてください。灰のおかげでそこまで熱くないですし、立たせやすいと思います。片足が終わったらもう片足をしましょう。
両方3壮づつ終わったら消毒液を染み込ませたティッシュで灰と患部を拭き取ってください。消毒になります。次回するときはお灸をしたところがかさぶたになっているのでそのままかさぶたの上にしてください。最初ほど熱くはないと思います。
何度もやっているとかさぶたも取れますし痕も残ります。心配しないでください。出産後1年くらいお灸をしなかったら痕は分からなくなりますんで。
私が嫁さんにやってた頃の写真が一枚だけ残っていました。
こんな感じでご主人にやってもらうといいです。
・三陰交にするお灸の数
私のやり方は1ヶ月毎に3壮ずつ増やしていきます。
1ヶ月目は右3壮 左3壮
2ヶ月目は右6壮 左6壮
3ヶ月目は右9壮 左9壮
これを安定期から残り5か月間するので最終的に左右15壮していきます。
面倒ですがやるとやらないとでは自分の体調も出産の産み易さもかなり違います。
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■せんねん灸でやるやり方
お灸はちょっと難しいし怖い、一人でしないといけないから無理だ。そんな方はせんねん灸でやるやり方もあります。これなら火をつけて三陰交に置くだけなので難しくもないはずです。しかもモグサと肌の間に台座があるので火傷の心配もありません。
おススメはこのせんねん灸です。
せんねん灸オフ竹生島 340点入
せんねん灸の場合は、1ヶ月毎に1こづつ増やしていくので良いと思います。せんねん灸はモグサのお灸ほどの効果があるわけではないのでご了承ください。
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■まとめ
最初にする時は時間がかかりますが、慣れると5ヶ月目の灸でも10分かからずに出来るはずです。出産に向けての調節に、夫婦のコミニケーションにやってみてください。効果がありますんで是非お試しください。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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