帯状疱疹という病気を知っていますか?
体の左右どちらかに帯状の赤い発疹ができて、服が擦れたり何かが当たるだけで、ピリピリやチクチクズキズキとした痛みが発生する病気です。

たぶん、ほとんどの若い人には身に覚えも経験も無い病気だと思うんですが、このたび運が悪いことにこの病気に私がなってしまいました(;´Д`A ```
4日くらい前から背中にぷつぷつとした発疹ができているなぁと思っていたら、次の日にはかお腹の方に服が擦れるたびにピリピリとした痛みが発生。

今まで感じたことのないような痛みだったので、内臓が悪くなったのかと思っていたら、その次の日にはわき腹と痛みが出ていたお腹のあたりに、こちらもぷつぷつとした赤い発疹がちょこちょこ発生(ヽ´ω`)ハァ…
現在発疹が出ている部分のピリピリした痛みと、痒さに悩まされています(ノД`)シクシク
 
この帯状疱疹なんですが、我が家のように5歳と3歳の小さい子がいる家庭でなってしまった場合に、子供に移してしまう恐れがある嫌な病気だったりします。
若い人がなることは少ないんですが、私のような30代の人間でもなることがあるので、帯状疱疹についてと、子育て中になってしまった時に子供へ移さないための気を付ける事について紹介していきたいと思います。



■帯状疱疹

帯状疱疹の原因と症状
帯状疱疹の原因は、水痘帯状疱疹ウイルスというウイルスによって引き起こります。
このウイルスは、子供がかかると全身に水痘(発疹)が出る水ぼうそうの原因となるウイルスだったりします。

子供時代に水ぼうそうになったことがある人は、一度は水ぼうそうが治っておさまるんですが、この水痘帯状疱疹ウイルスは嫌なことに体内の神経の根元に潜んで隠れてしまう潜伏ウイルス(潜伏感染)となって体の中に残ってしまいます。
普段は悪さをすることもなく神経に潜んでいるんですが、何らかの原因によって再び活性化してしまうと、帯状疱疹を引き起こす原因となってきます

帯状疱疹の初期症状は、左右どちらかに皮膚症状のないピリピリとした痛みを起こします。
なので初期は帯状疱疹かどうか分かりづらかったりするんですよね(´Д`;)

これが2~4日ほど経つと痛みを出していた場所から神経の走行に沿って帯状にぷつぷつと赤く腫れた発疹を発生させて、服が擦れるだけでピリピリとした痛み痛痒さ体の倦怠感が出てくるようになってきます。
治癒するまで約2週間~3週間かかるので、それまで痛みと痒みには耐えないといけません。

現在私はなっていますが、服が擦れてピリピリとした痛みは耐えられるけど痛痒さと倦怠感がかなりの苦痛(›´ω`‹ )
服を着て動くたびに痛痒いから掻きむしりたい気持ちになるんですが、掻くと一瞬気持ちいいけどすぐに針でも刺したかのようなチクチクとした痛みになるので激痛です。


水痘帯状疱疹ウイルスが活性化する原因
ウイルスが活性化する原因としては

・ストレスと疲れ
・寝不足
・体調不良
・加齢
・重い感染症
・免疫力が低下する病気や薬の服用


といったような、体の免疫力を低下していると引き起こってきます。
私の場合は、前半の3つに身に覚えがありすぎますね(-ω-;)

しかも帯状疱疹は治っても水痘帯状疱疹ウイルスが死滅する訳じゃなく、再び体内に潜伏して、また免疫力が低下してきたら出てきて帯状疱疹を起こすので、とっても厄介なウイルスなんです。


好発年齢と好発部位
・好発年齢
60歳代を中心に50~70歳代によく見られる病気です。
ですが、最近は過労やストレス、寝不足によって免疫力が下がった若い人がなる事も増えてきているようです。


・好発部位
体の左右どちらか一方の胸から背中にかけて出てくるのが多いです。
体のどこでも発生するんですが、顔に出てきた場合は要注意!!

顔面神経に沿って出てくるので、顔面神経麻痺や難聴、耳鳴り、外耳炎を起こすハント症候群を起こしたり、脳神経にウイルス感染して重篤化する場合もあります。
顔にピリピリとした痛みの発疹が出てきたときは、出来る限り早く病院へ行くようにしてください。


帯状疱疹の感染力
帯状疱疹は、他の人に帯状疱疹として移ることはないんですが、子供には水ぼうそうとして発疹を触って接触感染で移ってしまう場合があります。
特に9歳以下の子供には移りやすいので気を付けてください。

ですが、2014年10月から1~3歳未満の幼児に水ぼうそうのワクチンの定期接種(定期接種のため無料)ができるため、帯状疱疹から移って水ぼうそうになる子は少なくなっているようです。
100%移らないとは言えないので、私のように子育て中の人がなった場合は子供に移さないために、念の為にも気を付けておきましょう。

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■治療方法

抗ウイルス薬を使う
帯状疱疹はウイルスなので、増殖を抑える抗ウイルス薬が有効です。
皮膚科の病院に行って、診断とそれに合った抗ウイルス薬やピリピリとした痛みを抑える鎮痛剤を処方して貰うのが治すのに一番の近道です。


健康的な生活を心掛ける
免疫力が下がって起きてしまうので、免疫力をあげるように健康的な生活を心掛けるのが大切な事です٩(゜∀゜)งハッスルハッスル~マッスルマッスル~

しっかり食べてしっかり寝る事!!

これが帯状疱疹を治し、またならないようにするための予防になります。
ストレスや加齢は逃れようもない原因なので、日々の生活を健康的に過ごし、早く治癒させて次はならないように気を付けましょう。


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■子供に移さないように気を付ける事

帯状疱疹は移ることはないんですが、我が家のように9歳以下の水ぼうそうになったことが無い子供がいる家庭だと、水ぼうそうになってしまう恐れがあります。
帯状疱疹は、発疹に触ることで接触感染してしまうので、家で裸族じゃないなら気を付けるべきはお風呂(๑•̀ㅁ•́ฅ✧

子供と一緒にお風呂に入ることは絶対にやめて、入浴も最後に1人で入るように徹底しましょう。
水痘帯状疱疹ウイルスは、入った後のお湯からの感染もあるので、気を付けないといけません。

帯状疱疹が治るまで約2週間~3週間かかるので、私も発疹が枯れて無くなるまで、申し訳ないけど今は嫁さんに頑張ってもらっています。
お風呂に1人で入るのって寂しいんですけどね(ノД`)シクシク





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■まとめ

帯状疱疹は、大人から大人には感染しませんが、水ぼうそうになった事のない9歳以下の子には移って水ぼうそうを起こしてしまう病気です。
子育て世代の人がなることは年齢的に少ないんですが、ならない訳では無いので、なった時は子供に移さないために、お風呂の入浴に気を付けましょう。

あと、帯状疱疹が出るという事は免疫力が低下している証拠なので、今1度自分の生活を見直したほうが良いかもしれません。
私もまずは治して、今後は気を付けてまたならないように健康的な生活を心がけていきたいと思います。

子育て中に帯状疱疹になってしまった時の参考にしてもらえると嬉しいです。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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