独特な後足の長さと小ささから見て、アシナガバチの仲間の『コアシナガバチ』のようですね。

あまり気にしてなかったけどあのくぼみはなんだろ(;´･ω･)ｳｰﾝ･･･

■目次

　▶コアシナガバチとは？
　▶2階の軒下に大量出現した理由
　▶2階の軒下に大量出現した場合の対処方法
　▶我が家の場合
　▶まとめ

コアシナガバチは、ハチ目スズメバチ科に属するアシナガバチの仲間の1つです。
姿形は一般的に見かけるアシナガバチの姿と同じ黄色と黒の体にお腹の細いくびれと特徴的な長い後ろ足をしています。

違うのは体長で、体長1㎝～1.5㎝とアシナガバチ（平均2.5㎝くらい）に比べると一回り小さい姿をしています。

分布は日本全国。
活動期間は、だいたい4月から11月までと長い期間にわたって活動していきます。

女王バチは5月から巣作りを開始し、6月7月8月と働きバチとなる幼虫を育て増やしながら巣を大きくしていきます。

コアシナガバチの巣は、一般的なアシナガバチの巣とは少し違って反り返るような形の巣を作っていきます。

<a href="//commons.wikimedia.org/wiki/User:Almandine" title="User:Almandine">Almandine</a> - <span class="int-own-work" lang="ja">投稿者自身による作品</span>, CC 表示-継承 3.0, リンクによる

林や低木の枝先や大きな葉の裏などに巣を作りやすいんですが、近年は家の軒下や室外機の中、物陰に隠れたコンクリートの壁、フェンスなどの人の生活圏内でも巣を作ることが多くなっています。

基本的には肉食で、小さな昆虫や幼虫などを団子状にして幼虫に与えます。

家庭菜園や園芸、植木をしている家では、害虫となる毛虫やイモムシ、ネキリムシを食べてくれる頼もしい益虫です。

コアシナガバチは、スズメバチほどでは無いですが、アシナガバチな中でも強い攻撃性と毒性を持っています。

小さいからといって侮ると痛い目をみますよ(｢･д･)｢ ｼｬｰ

巣作り中の5月から8月にかけての時期と、新女王バチの繁殖期の10月までが特に危険で、近づいたり追い払ったりする者には容赦なく集団で攻撃をしてくるので、注意してください。

5月から8月にかけて2階の軒下に大量出現した場合は、巣作り中で働きバチがだんだん増えていっている状況です。

ですが、我が家のように9月の終わり時期に大量出現した場合は、

のどちらかになってくるようです。

我が家の場合は、巣作り真っ盛りで活動的な5月から8月にかけてベランダではあまり遭遇していない事を考えると、後者の確率が高いですね。

巣作りならこれからハチが増えていったらどうしようかと心配でしたが、9月のこの時期に巣作りはないみたいなので安心しました。

けど、5～6匹飛び回れるとさすがにベランダに出て洗濯物を干そうという気分はなくなってしまいますよね(´Д｀)ﾊｧ…

益虫ですが、休憩や越冬のために居座られても困るので、どこかに行ってもらうためにも駆除または追い払いはしっかりやっておいほうがいいでしょう。

強力噴射の殺虫剤を使う

ハチ用捕獲器を使う

駆除業者に頼む

グリップにトリガー、そして缶部分は腕に載せて安定感アップ。

こんな攻撃的でかっこいい殺虫剤は初めて見ました。