シーグラスを知っていますか?
上の画像にある、丸くて淡い色合いのガラスの欠片の事です。
海水浴なんかに行った時に、砂浜で貝殻と一緒にたまに流れ着いていたりするので、見つけたことがある人は多いんじゃないでしょうか?
今年、我が家の長男は小学1年生なんですが、この夏休みにどんな自由工作をさせようかと夫婦で悩んでいました。
んで、この夏休みに、とある海水浴場に遊びに行った時に、そこの砂浜でこのシーグラスを貝殻と一緒にたくさん見つけました。
ふと、このシーグラスと貝殻を使ってなにか出来れば自由工作になるんじゃないかと思い付いた我が家の嫁さん。
シーグラスと貝殻を使って、我が家では夏の思い出を飾る写真立てを長男と作ってみることにしてみました。
そこで今回は、我が家の長男がシーグラスと貝殻を使って作った夏休みの自由工作『夏の思い出写真立ての作り方』について紹介していきたいと思います。
■用意するもの
・L判サイズの写真立て
・紙粘土
・筆
・絵具
・パレット
上の物は全部100円ショップで揃えることが出来ます。
そして、この夏の海水浴に行った時に、砂浜で拾ってきた貝殻とシーガラスを使っていきます。
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■作り方
それでは作っていってみましょう。①台にサランラップを敷く
台が汚れないように、まずは台にサランラップを敷いておきます。
紙粘土は白い粉が台に付くので、敷いておくと便利です。
↓
②粘土に付けたい色塗って捏(こ)ねる
紙粘土を出して小分けし、付けたい色をパレッドに出して水で伸ばしておきます。
紙粘土を乾かした後に、絵具で色を付けるのもいいんですが、今回は紙粘土に青色を混ぜて夏の海をイメージした粘土を作っていきます。
粘土の真ん中を軽くへこまして、そこに青色の絵具を塗っていきます。
色をいれたら次は混ぜ合わせるために捏ねていきます。
捏ねていくと、上のような波打った青模様の色合いになっていきます。
捏ねすぎると完全に青が混ざって、全体的に水っぽい色にもなるので、混ざり具合はお好みでやってみて下さい。
↓
③フレームに付ける
好みの色に紙粘土がなったら、お次は写真立てのフレームに紙粘土を張り付けていきます。
付け過ぎると写真立てが重くなって立たなくなるので、表部分は少し厚めに付けて、側面や裏側は薄めに張り付けていくのがいいです。
伸ばしながら張り付けていくと、ひび割れたりつなぎ目とかが出てくることがあるので、その場合は指に水を付けて、割れたところやつなぎ目を伸ばしてやると綺麗になっていきます。
フレームに全部付けた状態がこちら。
形を綺麗にしてみるのもいいんですが、凸凹に張り付けてやってあるのも味があって私はいいと思いますΣd( ・`ω・´)
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④シーグラスと貝殻を埋め込んでいく
粘土を付けたフレーム部分に、シーグラスと貝殻を埋め込んでいきます。
ちゃんと埋め込んでいかないと、乾燥した後にぽろっとはずれてしまうので、しっかり押して埋め込んでいきましょう。
押し込んだ時にひびが割れたり、粘土が固まってしまって埋めれない時は、水を付けて粘土を柔らかくして埋め込んでみてください。
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⑤出来上がったら乾燥
貝殻とシーグラスを埋め込んで形を整えたら、いったん完成です。
立たせる時の下部分の粘土を台に軽く押し付けて形を整えて、後は風通しの良い場所で1日ほど乾燥させて固めていきます。
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■仕上げ
乾燥させてカチカチに出来上がった写真立てがこちら。これで完成でもいいんですが、すこし白っぽさがでていて、見栄えが物足りない感じがしますよね?
そこで、少し見栄えをよくするのと、壊れづらくするために仕上げをしていきたいと思います。
一般的には、紙粘土の作品の仕上げは、ニスやボンドでコーティングするのことが多いんですが、我が家ではレジン液を使ってコーティングしてみる事にしました。
レジン液とは、太陽光や紫外線ライトを当てることで硬化する液体で、こちらも100円ショップで売ってあります。
セリアとDaisoで売ってあるのを見つけたんですが、セリアのレジン液はニオイが少しきつくて嫌だったので、ほぼ無臭なDaisoのレジン液を使ってみました。
我が家で使ったレジン液の色はクリアブルー。
レジン液はいろんな色があるので、お好みの色で使ってもらえればと思います。
仕上げ開始
さて、仕上げをしていくんですが、やりだす前に1つ重要なことがあります。それは天気がいいかどうかです。
レジン液は紫外線によって硬化するので、陽射しがある日じゃないと使う事ができません。
なので、仕上げをする日は天気がいい日を選んでください。
あと、レジン液は皮膚に付くとかぶれたりする事があるので、親の監督の下でやるようにしてください。
家具や布についても取れづらいそうなので、気を付けましょう。
それではやっていきます。
まずはこちらもレジン液が台や家具に付かないようにサランラップを下に敷いていきます。
使うのはレジン液と爪楊枝。
固まったフレーム部分に、レジン液を少量ずつ出していきます。
出したら、それを爪楊枝を使って伸ばしていきます。
爪楊枝ですると、細かい所までレジン液を塗っていきやすいので、おすすめです。
レジン液は、たくさん付けてしまうとたれてしまうので、少しずつ出しながら薄く塗っていくようにしましょう。
垂れた場合はティッシュでふき取ってください。
まずは表と側面を全部塗っておきます。
L判サイズの写真立てのフレームで、5gのレジン液1本使い切るくらいですね。
表と側面が塗れたら、一旦太陽光を当てて硬化させていきます。
念の為ここにもサランラップを敷いておくのがいいかと思います。
硬化は太陽光に当てて約10分くらい。
素手で確認すると指紋が付いてしまうので、爪楊枝で(。・ω・)σ゙ ツンツンして固まってるか確認するようにしてください。
面白いくらいにカッチカチになるからちょっと驚きですよ(ΦωΦ)フフフ…
硬化した状態がこちら。
レジン液のおかげで、シーグラスと貝殻も光沢がでていい感じになりました。
次に、裏面の紙粘土部分にもレジン液を塗って同様に外に出して硬めていきます。
太陽光でしっかり硬化したら完成です。
ニスやボンドで仕上げをしてもいいんですが、レジン液ですると好みの透明感のある色でコーティングできるので、見栄えも╭( ・ㅂ・)و グッと良くなってくれます。
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■まとめ
どうでしょうか?材料は100円ショップで集まるし、海水浴に行った夏の思い出のシーグラスや貝殻で作るので、夏休みの自由工作にちょうどいいんじゃないかと思います。
小学1年生の長男でも1人で作ることができました。
さすがにレジン液を使う時は危ないので、少し手伝いましたが、ちゃんと最後まで自分の力で頑張ってくれました。
ちなみに、4歳の次男むっちりにはさせると何をしでかすか分からないので、彼は残った紙粘土でコースターを作っています。
少し紙粘土が残ると思うので、ついでに自分だけのコースターを作るのもいいかと思います。
左が長男作で、右がむっちり作。
シーグラスと貝殻を使った写真立てやコースターは、夏休みの低学年生の自由工作に悪くないと思うので、まだ何を作るか思いつかない場合の参考にしてもらえればと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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