子供の1歳から4歳までの間、何を言っても『イヤ』と言って親の言う事を聞いてくれない時期があります。
これを第1次反抗期やイヤイヤ期と呼びます。
このイヤイヤ期は育児中の親をとても悩ませます。
お父さんが抱っこしようか?→イヤ、お母さんがいい
お風呂入ろう→イヤ、お母さんと入る
御飯食べなさい→イヤ、食べたくない→嫁さん激怒
お茶入れたよ→イヤ、ジュースがいい
着替えようか→イヤ、お母さんにしてもらう
歯磨きしなさい→歯磨きは明日するから今日はしない
トイレいっておいで→トイレ行きたくないからいい!!→洪水警報
自分で歩いておくれ→イヤだ、抱っこYO
歯磨きしなさい→歯磨きは明日するから今日はしない
トイレいっておいで→トイレ行きたくないからいい!!→洪水警報
自分で歩いておくれ→イヤだ、抱っこYO
このように我が家では一時期に比べれば収まってきましたけど現在進行形です。
たまに腹が立ち庭のスギナと一緒に捨ててやろうかと思う時があります。
あれ?俺、嫌われてんの?って本気で悩んだ日々もありました。
イヤイヤ期だからという事は頭でわかっていても『イヤイヤ』言われると親としてはかなりまいってしまいます。
そんなイヤイヤ期、なぜ起こるか?我が家の息子を見ていて気付いた事と一緒にまとめていこうと思います。なぜ起こるか理由を知るだけでも『イヤイヤ』言われるストレスが減るはずです。
イヤイヤ期だからという事は頭でわかっていても『イヤイヤ』言われると親としてはかなりまいってしまいます。
そんなイヤイヤ期、なぜ起こるか?我が家の息子を見ていて気付いた事と一緒にまとめていこうと思います。なぜ起こるか理由を知るだけでも『イヤイヤ』言われるストレスが減るはずです。
■イヤイヤ期
イヤイヤ期はいつから始まる?
厄介なイヤイヤ期、始まるのは6ヶ月くらいからと言われています。でも本格的にイヤイヤ言いだすのは1歳半くらいからがひどいんじゃないでしょうか。
なら6ヶ月から1歳半まではなぜそんなに気にならなかったのか。その理由は簡単です。
イヤと思っていてもそれを行動に移すのが赤ちゃんには難しいからです。イヤだという抵抗もかわいらしい抵抗で済むので親もさほど気にはならないのです。
1歳半からなぜひどくなるの?
ではなぜ1歳半からひどくなるのか!!それは1歳半から『感情・自己表現・思想』がしっかり形成されるからなのです。『自分はこうしたい』『自分はこれがイヤだ』『お父さんは嫌いだ。お母さんにやってもらいたい』『自分でやりたい』と自己主張をし始めます。
それが自分の思い通りにいかないと『イヤイヤ』と出てくるのです。
けどまぁ、何でも親の言う事ばっか聞く自己主張のない子って育てやすいかもしれないけど、なんかこう傍から見ると気持ち悪い気がしますね。
なんでイヤイヤって言うのかな?
『イヤイヤ期』って的を得ていますよね。本当に『イヤイヤ~』って言いますもん。
ではなぜ子供は『イヤイヤ』と言いだすんでしょうか。
それは我々大人が悪いんですよ。
まだそこまで動けない小さい赤ちゃんの頃、ご飯やミルクをあげる時に食べなかったりすると『イヤ?』って聞いてしまいませんか?
抱っこもぐずり出したりした時も『イヤ?』って語りかけたりしませんか?
これなんですよ。赤ちゃんが自分がイヤな時に親から『イヤ?』と聞かれていることを頭で覚えてしまうから、自分がイヤな場合は『イヤ』と言えばいいのだと理解するのです。
しかも『イヤ』って言いやすいですよね。『いいよ』よりも『イヤ』ってとてもスッと言葉に出てきやすいですからね。子供もついつい『イヤイヤ』と使ってしまいやすいのもそのせいかもしれません。
イヤイヤと言うパターン
イヤイヤと言うのは謂わば子供が成長している証と言えます。ですが親としても否定されると少々冷静になれず叱ってしまいますよね。なので『イヤ』と言ってしまうパターンをまとめてみました。
(1)言葉の理解がまだできていない
親から言われたことをまだ理解できてない時に言いやすい『イヤ』が出てしまう時があります。
(2)かまってほしいのと親の反応を楽しんでる
親が嫌がると子供って喜びますよね。あえて嫌がることして右往左往している親を見ながらニヤーっといやらしい笑顔を見せつけることありませんか?我が家の2人はこれをよくやります。
(3)自分がやりたいことをやらせてもらえないから
動くことがきるのと自己主張が出てくるのが一緒になり、いろいろと自分でやってみたいと行動します。けど親としてはやめてほしい事もありますよね。
それを否定するとやはり出てきやすいです。
(4)したくないという気持ちがある
歯ブラシやお風呂、自分で歩くことなどイヤだーと思う気持ちがあると出てきてしまいます。
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■イヤイヤ期が終わるのはなぜ?
厄介なイヤイヤ期ですが時期が来ると収まっていきます。それは子供の脳と関係があるのです。
産まれたての子供の脳は大人の脳に比べるとかなり小さく、まだまだ未発達です。
成長するにつれて脳の大きさも大きくなり発達していきます。
それにより『感情・自己表現・思想』が現れイヤイヤ期がひき起こってきます。
ですが4歳までに感情をコントロールする前頭葉が出来上がってくるのです。
この前頭葉の成長がイヤイヤ期の終わりを告げます。
感情をコントロールってなんじゃそりゃって思われるかもしれないので、『親の言う事を理解し、我慢することを覚える』と言った方がわかりやすいかもしれませんね。
前頭葉がまだ未完成な時期は我慢が出来ないので思い通りにいかないと『イヤイヤ』と言ってしまうんですよ。
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■イヤイヤ期の対処法
忍耐
忍び耐えることが大事です。いや、確かにイラッとしますよ。私だって怒っちゃいますし。けど怒ると逆効果です。時期が来るとイヤイヤも収まるので親も我慢することが大事です。
子供の気持ちを理解してあげる
『イヤ』というのに子供なりに理由があります。頭ごなしに否定せず冷静に聞いてあげてください。理解し共感してあげることで子供も安心するはずです。
イヤと言いだしたら他の選択肢を提案する
子供はそれがイヤだと思ったら曲げてくれません。なら他に選択肢を提示してあげたらいいんですよ。『~がイヤなら~はどう?~もあるよ?』と言った感じに。子供に選ばせることによってイヤイヤが爆発せずにすみます。
褒めてあげる
子供は親に褒めてほしいと思うからこそ、自分でやろうとがんばることもあります。
そんな時は否定せず見守り、うまく出来たら褒めてあげてください。うまく出来なくてもここまで良く出来たね、後は一緒に頑張ろうねと言ってあげれると一番いいはずです。
他の親も一緒だと思う
自分のところの子供だけがイヤイヤを出しているのではなく、どの家庭でも一緒だと思う事で少し気が楽になるかもしれません。大丈夫、辛いのはあなただけではございません(`・ω・´)▶目次にもどる
■私の持論
長男のイヤイヤ期を見ながら私が感じたことです。子育ての中でイヤイヤ期が起こると本当に大変です。
ですがこのイヤイヤ期はこんな風にも考えれるのではないかと思う事があります。
『子供から親への試練』
子供のイヤイヤは理不尽です。けどこれは親の自分への愛情を試している行動ともとれないでしょうか?
あえて親を困らせることによって、親が自分に対してどこまで耐えてくれるのか確認しているのです。
『本当に自分を愛してくれているのか?』『本当に自分を育てていってくれるのか?』を無意識に試しているんじゃないかと思っています。
もしここで耐えられず手を放す親なら子供はきっとまっすぐには育っていかないでしょう。そして耐えられず子供の命を摘んでしまうのではないでしょうか。
悲しい事件がこの日本でも多くあります。その中で親が子供を殺したという事件を聞くたび心が締め付けられます。なぜ短絡的にそうなってしまったのか?その人にしかわからないことですが悲しい事です。
イヤイヤ期は子供からの試練なんだと思いましょう。イヤイヤと言っても子供は親が大好きです。親を嫌う子どもなんていないはずです。なら子供の気持ちに対して親も愛情で答えてあげるべきです。
イヤイヤ期は親には辛い時期ですが、子供にとっては親の愛情を知るためには大事な時期なんです。
もし怒って叱りつけてしまってもその後に冷静になりましょう。
そして子供さんを抱きしめながら優しく説いてあげてください。
甘やかせと言う訳ではございません。悪い事は悪いと怒って良いんですよ。けど頭ごなしに怒るではなく、なぜ悪いのかを理解したうえでどうしたらいいかを子供に考えさせてあげるべきです。
私も怒ってしまった後、後悔をよくします。子供に対して謝ることが多いかもしれません。
上記のようなことを言える親ではないことは重々承知ですが、そうあろうと私なりに努力をしています。
イヤイヤ期は時期が過ぎるときっと落ち着きます。辛い時期ですが『子供から親への試練』と思いお互い頑張っていきましょう。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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コメント
コメント一覧 (2)
つらい試練ですね。でも反抗期を終えた家族って結構仲良いですよね。
喧嘩するほど仲が良いってこういうことなのかもしれませんね。
長い長い試練です。けどみんなこれを乗り越えてきたんですからきっと乗り越えれるはずです( ゚д゚)ウム
喧嘩できるという事は相手の事を想って本音でぶつかれるという事ですから。仲が悪いなら喧嘩すらしないでしょうしね(`・ω・´)