子は親の背を見て育つと言います。
親は子供の模範とならなければなりません。

私は好き嫌いが激しかったりするので、さすがにこれって子供の模範になってないんじゃないかと最近思うようになってきたわけです。

そこで私の中でワースト1位の食べ物を食べることで息子たちに『好き嫌いはダメなのよ』を教えてみようと思います。

   
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■私の世界一嫌いな食べ物

私ですね、納豆が大嫌いなんですよ。・゚・(ノД`)・゚・。
回想を含んでもよろしいでしょうか?

というか勝手に回想していきます。


あれは忘れもしない小学2年生の7月10日でした。

その日の学校給食は7月10日の納豆の日に合わせて納豆という劇物が含まれておりました。
当時、私の家では納豆を食したことがなく、という以前に親自体が納豆を食べたことがなかったので、それを買うという選択肢がなかったそうです。

そこに来て初めての納豆が給食に現れたわけですよ。
ファーストコンタクトはまさにトラウマものでした。・゚・(ノД`)・゚・。


まずパッケージを開けて現れる糸を引いた腐な物体、そして混ぜれば混ぜるほどネバネバになるその姿。
そしてそこから臭い出すあの独特な腐な臭い。なかなかの衝撃でした。

しかし食べない訳がいかないあの時代です。
今は食べれないなら残していいよの時代ですが、私が子供の時は食べ終わるまで食器を返すことを許されない時代でした。

意を決して一口入れます。
口の中で溢れる納豆の臭い、そしてそれを助長するオクラやメカブとは違うねっとりからみつくようなネバネバ。

えっ・・・これ飲み込めるの?と自問自答するほどです。
ですが吐き出すわけにもいきません。噛まずに飲む込むことで、これ以上口の中を蹂躙されることを回避するのが私にとっての唯一の手立てでした。

飲み込み終えε- (´ー` ) フーと一息つきます。よし、やりきった( •̀ω•́ )و 
なわけじゃなくまだまだ残っている納豆たち。

さすがにもう一度このまま口に入れると次は確実にリバースしてしまいそうです。
そこで苦肉の策、納豆ごはん。

誰かが言いました。納豆が食べれないならいっそご飯の量を増やしてわからなくさせてから食べたほうがいいのではないかと。

えぇしましたさ。納豆を白米に融合させてかっ込む作戦です。
これが失敗でした。

納豆の臭いと米の臭いが合わさった当時嗅いだことのない臭い、食べても食べても減ることがないエンドレス納豆ごはん。


昼休みが終わるまで居残りで、泣きながら一人で食べたほろ苦いというかほろ臭い思い出です(´;ω;`)



そんな納豆ですが、我が家では親父ルールが適用されています。
嫁さんも長男も大好きなんですが、お父さんの前では納豆禁止令が発令されているわけです。

食べてもいいけど食べるんなら出て外で食べろとちゃんと抜け道も用意してありますからご安心を( •̀∀•́ )✧


ですが最近、少し心象の変化がありました。
以前、
我が家の晩酌、100%のトマト酒 で紹介したリコピンとネバネバの貴公子猫山風太郎さんのブログ『イイモノワルイモノで、連日のように納豆記事を見ていると「あれ?納豆おいしそう。もしかしたら美味しく食べられるんじゃないの!!」と根拠のない自信がサブリミナルされてきてしまったわけです。

思い立ったら吉日、さっそくノリで納豆を買ってきました(゚д゚)/


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■納豆とは

納豆を食べる前に納豆の事を知っておくのも大事なことです。
敵と戦うならまず知ることが大事と昔は人は言いました。


納豆を知ろう

大豆を藁の中の納豆菌で細菌発行させた発酵食品です。
日本全国の食品売り場で容易に手に入れることができます。


納豆は精進料理として主に禅寺の納所(なっしょ、寺院の倉庫)で作られた食品で、納所に勤めていた僧侶が納豆作りをしていたので、納所の字をとって「納豆」になったと言われています。 
                    
7月10日が「納豆の日」とされ、これは1981年に関西での納豆消費拡大のため、関西納豆工業協同組合がなっ (7) とう (10) の語呂合わせで制定したものだそうです。


納豆が嫌いな人間にとっては余計なことしやがってと心の底から叫びたくなる思いがあります。
こいつらが日にちさえ決めなければ学校給食が地獄のような時間にならずにすんだんです。   
            


納豆の起源
世界にはなぜこれを食べようと思った?という食品が多くあります。
むしろ常識的な人間だったならきっと食べずに捨てるだろうと思われるものがなぜか売られています。

我が国を代表するなぜこれを食べようと思ったの?食品の代表格と言えるのが納豆だと思っております。
さて、なんでこの納豆がここまで普通に食されるようになったのか起源を探ってみました。

諸説がありますが、特に有力なのが弥生時代説と言われています。

弥生時代には大豆などの豆類の栽培が始まりました。
そのままでは食べられないので土器と火を使って煮て食べられます。


弥生時代の住居の中には煮炊きをするために炉があって温かく、床には藁や枯れ草が敷かれています。
炉によって温まった住居の中で、敷いた藁に煮た大豆が落ちて、自然発酵を起こし、それを弥生人が食べたのが始まりではないかとされています。

余計な真似を・・・(ボソ



納豆は体にとても良い

納豆はビタミンKや大豆由来のタンパク質が豊富です。
食物繊維も多く、納豆に含まれる納豆菌は腸内環境を整える働きが強いとされています。

また、納豆には殺菌作用が認められ、O-157や病原性大腸菌、サルモネラを抗菌する効果があります。
生物質のない昔は、赤痢、チフスなどの伝染病に対し、納豆が一種の薬として使われていたそうです。

調べれば調べるほど納豆ってすごいんですね。
現在、ニュースでO-157をよく見ますがもしかしたら納豆を食べていたらならずにすんでいたのかもしれませんね。

これは俄然、納豆を食べてみるのもいいかもしれないと思ってきました( ´∀`)bグッ!


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■納豆を食す

さて、今回買ってきた納豆はこちらです。
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お子様用「ふわっとふわりん やわらか納豆 超極小粒」


ノリで買ってますが、まだまだトラウマは拭いきれず、あえて初級編ともいえるこいつを買ってきました。    
それでもすべて食べきれるかわからないので、長男に共闘要請をしています。

よし、準備はできた( •̀ω•́ )و 


まずは商品を開けてみます

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旨みだしのたれとからしが付いてますね。

それでは心を強く持って開けてみようと思います。

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うん、粘ってます。
この見た目だけで、ソッと蓋を閉じたくなる。

ですがさすがお子様用納豆です。
臭いもだいぶ抑えられていて、慣れれば小さな納豆がかわいらしく見えてきます。

ではいざ旨みだしをいれてネバネバタイムです。

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納豆凄いですね。混ぜれば混ぜるほど本当にネバネバになります。
このネバネバ作業が意外に楽しいwww

5分くらいネバネバタイムを楽しんでしまいました。

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いい感じに糸が引いています。
旨みだしのおかげで香りもかなり美味しそうです。

長男は納豆ご飯が好きなので、半分ほど納豆ごはんにしてあげました。

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私はそのまま実食。
一口食べると旨みだしの味がネバネバと一緒に口に広がり、納豆の味が優しく顔を出してきました。

いや、これはなかなか食べれなくない(`・ω・´)b
小さな豆を噛んでる感じがまたプチプチとして面白い歯ごたえです。

小学校の時の納豆は何だったんでしょうか。
トラウマだけ植えつけやがって( ゚д゚)、ペッ

20年以上前_| ̄|○だったので、きっと旨みだしがついてなかったんだな、きっと。


せっかくなのでからしも投入します。

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からしをいれるとこりゃまた味が変わって食べやすくなりますね。
納豆本来の味を完全に化かしてくれるので、これなら食べれなくても食べれるようになりそうです。

しかしここで事件が起きました。



長男、納豆ごはんを置いて逃走。


共闘の約束からまさかの裏切りです。
そしてあとに残されたのは私のトラウマの最大の敵、納豆ごはん。

たしかに単品で食べていて楽しんで食べれましたがこいつに関してはさすがに手を出すのが怖い。
ですが誰かが食べないといけません。

嫁さんは歯磨きをしたのでダメですし、長男はいらないと言いだしたら食べないのでダメ、次男むっちり容疑者は寝ているので夢の中です。

私が食べるしかないじゃないですか。・゚・(ノД`)・゚・。
納豆ご飯を頬張るとコメの臭いの後に温かさで際立たされた納豆の香りが口の中を満たします。

生温かいネバネバが口の中をねっとりと浸食していく感じはあの頃を思い出させてくれました。
ありがとう長男、いつか仕返し恩返ししてやるよ。


最後はきつかったですがどうにか完食しました。
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■食べた後

さっきからお腹の腸の動きが半端ない感じがします。
もしやすでに納豆の効果が出てきているんでしょうか。

これはもしかしたら便秘気味な人には最高の食品かもしれませんね。

しかし口の中がネバネバするのが気になってしょうがありません。
納豆ごはんさえ食べなければ気にならなかったのに。・゚・(ノД`)・゚・。


 
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■まとめ

苦手な納豆を食べて子供の模範になろうという試みでしたが息子たちは我関せずでした。
そもそも子供は納豆好きですし、私が納豆嫌いなのは嫁さんだけしか知らなかったのがいけなかった。

ですが私としては嫌いな納豆を完食したというのは今後の私の納豆ライフには大きな一歩です。
食物繊維も多く、腸内環境もよくし腸内細菌を育てる効果がある納豆。

毎日食べると体にすごく良さそうだなと思いますし、うまく使えば痩せれるかなとか目論んでたりもあります。
けどどうかな。当分は食べたくないかな。

うん、気が向いたらまた違うのに挑戦します (゚д゚)/


最後まで読んで頂きありがとうございます。


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