back-pain-1911009_1920
痛めた覚えもないのに何故か背中が痛いことはありませんか?
それってストレスや身体の疲れが限界に来ているサインだったりします。

以前の記事『お家で自分できる疲れた心と体へのマッサージ』でストレスと疲れに対するツボとマッサージの方法をご紹介しました。

これは『心が疲れた』レベルの人向けです。そして今回は
『心が追い込まれてやばい』レベルの人向けです。
仕事やプライベートで心が追い込まれていっぱいいっぱいで、しかもなぜか背中が痛い人に読んで頂きたい内容です。

それではストレスから来る背中の痛みとその対処方法をご紹介していきます。


スポンサードリンク



■ストレスからくる背中の痛み

どういう時に痛くなる?
・仕事を始めたばかり
・毎日の仕事に追われている
・仕事で発表会など、緊張することがあった
・毎日の育児に追われている
・親の介護が大変
・人間関係に悩んでいる
・長時間のパソコンの作業が多すぎる



など心に重圧がかかってくると背中が痛くなってくることが多いです。



どこが痛い?
qas
特に痛みを訴えるところは、左側の肩甲骨と背骨の間の赤い点のあたりです。
菱形筋という筋肉がストレスに反応して左だけ硬くなっていることが多いのです。

なぜ左の菱形筋だけが硬くなってしまうのか医学的には良くわかっていませんが、東洋医学ではツボの位置に関係があります。
ちょうどこの菱形筋があるところが心兪(しんゆ)というツボの位置に当たります。

心兪穴は心を安定させるツボで、心が疲れている人のほとんどが左側のこの位置に痛みと筋肉の盛り上がりがあることから心の疲れは左の心兪穴に反応して出やすいみたいです。

心臓も左にあるので、人の『心』も左にあるんじゃないかと私は考えていますけどね。


裸になってうつ伏せに寝てもらって横から左右の背中の高さを見ると結構わかりやすかったりするので、気になる人は誰かに見てもらってください。


どんな痛み?
・じっとしてても違和感を覚える鈍い痛み
・背中と肩甲骨がはりついて離れない感じ。むしろ肩甲骨を引きはがしたくなる
・背中が疼く
・肩甲骨を動かすとすごく突っ張る
・背中の痛みがひどくなると左の肩甲骨から左の手先(小指側)が痺れてきたり鈍痛が起こる
・深呼吸をしたくなるがうまく深呼吸がしづらくなり胸がつかえる感じがある
・胸の前あたりにも違和感を感じだす

と訴えは多種多様です。当てはまるものがあればもしかしたらストレスからかもしれませんよ。



 ▶目次にもどる

■対処法

対処方法としてはストレスや心の重圧になっていることの排除が必要になってきます。
ストレス発散することが背中の痛みを抑えるのに一番です。


自分だけの中に溜めこまない
ストレスや重圧を溜めこみやすい人は自分の中でどうにかしようとしてしまいます。
そしてそれが溜まりに溜まると背中や体調に異変を引き起こしてしまいます。

誰かに自分の悩みや辛さを聞いてもらいましょう。
あなたの悩みや辛さを言葉に出して誰かに聞いてもらえるだけで、とても心が軽くなるはずです。



趣味を持とう
何か一つ、自分が集中して楽しめる何かを持つことも大事です。
それがスポーツでも、テレビゲームでも、歌う事でも、私のようにブログを書くことでもいいと思います。

集中する時間を持って、終わった後に達成感を感じられるので、その間はストレスや重圧に感じてた事から解放されるはずです。


たまには楽観的な考えを持つ
これは仕事のストレスに対してですが、深刻に悩んでいてもうまくいかないこともあります。
悩めば悩むほど重圧は増し、ストレスも増えていきます。

いっそどうにかなる( ´∀`)bグッ!と考えるのも有りなのでは?という提案です。
まぁ・・・性格上できない人もいますけどね。



ゆったりお風呂につかる時間が必要
お風呂は命の洗濯です。
ゆっくりお風呂に浸かれるとα波が脳から出てリラックス効果があります。

レッツ現実逃避です。
育児や介護の方には難しいかもしれませんが、だれか代わりにみてくれる人にお願いしてゆったり入る時間を確保しましょう。



鍼灸マッサージを受けませんか?
硬まってしまっている背中に鍼をし、筋肉の緊張を弛め、マッサージを施すことで痛みも和らぎます。
何も考えないでボーとする時間にもなりますし、いっそ仕事や育児、介護などストレスになっていることを愚痴ってもいいと思います。

ストレスや心の重圧を吐き出すこともでき、身体も楽になるので一石二鳥じゃないですか(´∀`*)ウフフ



目次にもどる

■自宅で出来るマッサージ方法

用意するものはテニスボールです。
010
100均で売ってありました。テニスボールが一番いいんです
野球ボールでは硬いですし、ゴムボールだと柔らかすぎます。ちょうどいい硬さなのがテニスボールです。


マッサージのやり方

テニスボールを一つ床に置きます。

テニスボールの上に痛みが出ている左の肩甲骨と背中の間を乗せます。

そのまま前後左右に体をぐりぐりとテニスボールに押し付けるだけです。



これが意外に気持ちいんですよ。長いことやると後が痛くなるので3分くらいやって次は右をやってください。
これだけでも気持ちいいですし、気持ちも楽になりますよ。

また、『
お家で自分できる疲れた心と体へのマッサージ 』でも紹介した手と足のマッサージも一緒にしておけばかなり効果的だと思います


スポンサードリンク


目次にもどる

■他の背中の痛み

ストレスと疲れは背中の肩甲骨と肩甲骨の間にでます。
他にも痛めた覚えがないのに痛みが出る場所があります。

a
肩甲骨の下の背中の2か所です。

赤丸の位置
ここは胃が疲れていたりすると鈍痛や筋肉の張りを感じやすい場所です。
食べ過ぎた次の日の朝に違和感を訴える人が多いです。

押すと鈍痛があり、コリコリしています。
食べる量を抑えましょう。またはお腹に優しいおかゆなどを食べて、しっかりお風呂で温めましょう。

胃が疲れて荒れてくると口内炎が出やすいので注意してください。


青丸の位置
ここは肝臓が疲れていると鈍痛や筋肉の張りを感じやすい場所です。
飲みすぎた次の日の朝に違和感を訴える人が多いです。

押すと鈍痛があり、コリコリしています。
飲みすぎです。休肝日を設けて休ませてあげてください。

肝臓が疲れていると体もだるくなりますよ。



どちらも飲み会の後や自宅の晩酌で、食べすぎ飲みすぎをした時に両方が痛くなったりします。
自重しましょう。私も自重します。・゚・(ノД`)・゚・。


 ▶目次にもどる

■まとめ

どうでしょうか?当てはまる内容はありましたでしょうか?
全部が全部、ストレスだ!!とは言えませんが心当たりがある人や当てはまっていると思う人は参考にしていただけると嬉しいです。

最後に、何事も自分だけで溜めこんでも辛いだけです。
どうか耐えずに誰かにぶちまけてください。きっとそこからがあなたの辛い背中の痛みを治す一歩となるはずです。


最後まで読んで頂きありがとうございました。


目次にもどる

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

人気ブログランキング