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雨が降る日は外での作業をしたくなくなるものです。
特に草取りなんかは濡れるし、泥が跳ねて汚れるし、わざわざそんな思いまでして草取りをしなくても今度晴れてからでいいやなんて思ってしまいます。

私もそう思います( ´∀`)bグッ!

ですが、雨が続いて晴れがない梅雨時期・秋雨時期や、草取りをしようと決めている日がことごとくピンポイントで雨だったりするとずるずるやらない日が何週間、何ヶ月になってしまう事ありますよね。

雨の中でも少しずつ生長していく雑草。

気づけば雨のあいだに蔓延ってしまう場合もあります。


そしてこのまま晴れると一気に雑草が庭を埋め尽くすかもしれません。

そうなる前に雨が続く時期はたまには雨の中でも草取りをしてみませんか?もしかしたら雨の中だからこそ気づくこともあるかもしれません。


今回は雨が続く時期に草取りをする意味を紹介していこうと思います。






■雨が続く時期の雑草

雨が続く時期は地面から見えてる雑草の大きさはそれほど大きくはなりません。
その理由は日照時間。雨降りが続く時期はこの日照時間が極端に少なくなるので、陽を使って栄養を作る光合成ができず、葉や背を伸ばすには栄養不足になってしまいます。

なので、緑はちらほら出ていてもそれほど生長していかないので、ついついこのくらいなら抜かなくてもいいかと思いがちです。
ですが、雨降りが続く時期の雑草は地面から見える場所ではなく地面の中に根を深くまで伸ばしていきます。

地面の中には栄養が豊富です。しかも雨が降って地面が濡れれば土は柔らかくなるので、根が伸びるのには好都合。
雨降りが続けば続くほど雑草は根を地中深くまで伸ばし、地中から栄養を蓄えていきます。

雨降り中の雑草は地面から出ている緑の部分は小さくても、地中に隠れているところで人知れず虎視眈々とその勢力を拡大しようとしている策士なのです。




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■雨降り中に草取りをする意味


草を抜くのが楽
これは『雨の後は草を抜くのが最適!!帰ってきたスギナ』にも書いた内容なんですが、雨降り中や雨の後の土って柔らかくなって雑草を根っこまで一気に抜きやすくなります。

そして根っこが途中で切れても切れたところから腐って生えてこないことが多いです。
雑草は抜いても根が残っていればまた蘇ってくるほどの生命力を持っていますが、雨の時のように土が濡れていると切れた根の傷口から土の中にいる菌やバクテリアが水分と一緒に入ってしまい腐っていってしまいます。


庭の水はけ対策
雨の中の草取りをしていると庭の水はけ状況を知ることができます。
特に雑草の根が土の中で密集しているところなんかは水はけがとっても悪いんです。

空き地なんかで雑草が大量に生えているところを雨が降っているときに歩いたことはありますか?
土の中の根っこが邪魔して水が土に吸収されずらいせいで、その上を歩くと浅い川を歩くみたいに濡れてしまいます。

そういうところを見つけて対処することで、庭の水はけ対策をすることが可能です。


夏の時期に楽をするために
梅雨時期はとっても雨が多い時期です。
そしてこの梅雨が終わると来るのがお日様サンサンな夏です。

梅雨時期に根を伸ばし、水分と土の中の栄養を確保した雑草が、夏の日差しを使ってお庭をジャングルにしてしまう時期でもあるんです。
そうならないためにも梅雨時期に草取りをしておくことが大事です。

夏場の暑い時期、そして蚊やダニなどの嫌な虫がたくさんいる時期にジャングルのように伸びてしまった雑草を抜くのはつらい仕事ですよ。

その前に抜いておくことが大切です。


虫が出てこない
雨降り中は虫ってあまり出てきません。
雨って虫にとっては隕石みたいなもんですからね。

特に春~夏の時期は蚊やハチ、アブ、ムカデなんかが晴れている日はよく出てきますが、雨の日はあまり出てこないので、草取りがとてもやりやすいんです。


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■雨降り中の格好

・レインウエア上下(フード付き)
・ゴム手袋
・ゴム長靴
・スコップよりは鎌を推奨


レインウエアは必須。
そして軍手だと布が雨と泥を吸ってダメなので、園芸用のゴム手袋なんかを使ってするのがおススメです。

普通の靴だと中までびちゃびちゃ、外は泥だらけになってしまうので、泥に汚れてもそのまま水で洗えて中まで水が入ってこないゴム長靴が作業しやすいです。
そして雨降りの時の草取りに一番いいのは

鎌で土の中の根を切りながら雑草を取ることで、地表の緑は刈り、切られた根っこは土の中で腐らせることができます。
スコップだと雨に濡れて泥になった土がこびりつくんで使いにくいんですよ(´Д`)ハァ…



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■雨降りの草取りの注意点


雨が降ってもやれという訳ではない
最初に書いた通り、雨が長く続いていて草取りが何週間も出来ていない場合なんかに限り、雨の中の草取りを推奨しています。
雨が降っていても草取りをしないといけないという意味でありません。


大雨、台風の時はやらない
これは当たり前(゚д゚)/
こんな時にすると命の危険と無駄に疲れてしまいます。

雨の中の草取りは小雨くらいでするようにしましょう。


冬場はしない
冬場の雨の中の草取りは絶対にやめましょう。
風邪をひきます。というかひきました自分(๑•̀ㅁ•́ฅ✧

絶対にやめておきましょう。







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■まとめ

雨の続く時期って草取りは心が折れますが、長い期間草取りをしていないのであれば、やってみるのもありです。
服装は雨に濡れてもいいような格好でしないといけないですが、雑草は抜きやすく水はけ状況も知ることができ晴れた時も雑草がそこまで蔓延らずにすむかもしれません。

特に夏場をあまり草取りをせずに過ごしたいのであれば、梅雨時期の雨の中の草取りをしてみるのもいいかもしれませんよ(´∀`*)ウフフ
ですが無理にでもしないといけない!という訳でもないので、やるかやらないかはあなた次第です。

雨が続く時期の雑草対策の参考にしていただけると嬉しいです。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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