秋から冬にかけて夏に延びた雑草は枯れていきます。
そしてあとに残るのは枯れてぺっちゃんこになった雑草達です。
この枯れた雑草。寒いからやそこまで目立たないからと何もせずに放置していませんか?
確かにめんどくさくてやりたくない気持ちはわかります。
ですがこのまま枯れた状態で、置いておくと後々大変なことになってしまう事もあるんです。
今回はそんな秋から冬に枯れた雑草を残していると起こる弊害について紹介していこうと思います。
■冬場の虫の住処に
虫は外気温が15℃以下になると活動が低下し冬眠をします。これはどの虫にも言えることです。
虫たちにとって枯れた雑草の下はとても都合のいい場所なんです。
その理由としては枯れた雑草が冷たい風を防ぎ温度も保ってくれ、天敵の鳥や獣から隠れることもできる家の役割をするからです。
気温も寒くなり過ぎず、しかも天敵の鳥や獣にも隠れることができるので、安心して冬眠することができるのです。
特に枯草が折れ重なっている場所は絶好の越冬スポットになります。
虫の住処になるくらいどうでもいいんじゃない?冬は出て来ないんだし(´∀`*)ウフフと思ったそこのあなたm9っ`Д´) ビシッ!!
よ~く考えて見て下さい。冬の枯れた雑草に虫が集まると次の春に暖かくなった時にその虫たちはどこにいると思いますか?
そう、まさに居心地がいいその場所に居座るはずです。
そして全般的に虫と言っていますがこの枯れた雑草の下にいる虫が害虫の場合もあるので、来年の春から秋までにいろいろと被害が出るかもしれません。
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■次に生える雑草の肥料になる
枯れた雑草は雨風にさらされ堆肥となっていきます。堆肥とは
堆積腐熱あるいは積肥ともいう。わら,落ち葉,野草,藻類などを積んで腐らせた自給肥料。
積んで腐らせることで、微生物や虫に分解してもらい肥料にすることができる。園芸などで、使う腐葉土などが有名。
堆肥となった枯れた草の下からそれを栄養に新しい雑草が生えやすくなってしまいます。積んで腐らせることで、微生物や虫に分解してもらい肥料にすることができる。園芸などで、使う腐葉土などが有名。
しかも枯れた草が寒さ避けの役割と肥料になってしまうので、翌年は今年の比にならないほど生える確率大です。
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■火事が起こりやすい
冬場は乾燥しがちな季節です。枯れた雑草も乾燥しているので、とても燃えやすい:( ;´꒳‘;):
ちなみにこれを雑草火災と言います。
主な原因としては、近隣でのたき火・ 野焼きの火の粉 や、タバコの投げ捨てなどが 考えられます。
あと、ちょっと特殊ですが、水入りペットボトルがレンズの役割をして発火するという事もあるそうです。
家の庭ではめったなことでは火災まではいかないと思いますが、何が原因で火が点くかわからない冬場は、できれば枯れた雑草を残すのは得策ではないと言えます。
この火事も下手したら庭や空き地だけでなく周辺の家に被害を出す場合もあるので気を付けてください。
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■近所から白い目で見られる
玄関が家の顔なら庭は家のお尻です。顔がどんなに美人でもお尻が汚いなら幻滅しちゃいますよね(;´∀`)…ァハハハ…ハハ…ハ…
外から見える場所だからこそ綺麗にしておくのも近所付き合いには大事なことです。あなたもお隣や近くの家が草ボーボーで、枯れても全く綺麗にしていないお家だとあまり付き合いたくないなと思いませんか?
近隣の人のうわさ話になる前に処理しておくべきです。
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■まとめ
冬に枯れた雑草を残すと翌年は虫と雑草に悩まされたり、火事が起きたり、近所付き合いが難しくなったりと悪いことだらけです。これから先もその地域で、暮らしていくことを考えるとちゃんと処理しておくことが大事です。
合わせて読んで、参考にしてもらえればうれしいです。
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