腰とは人の体の要となる場所です。
ちょっとした拍子でぎっくり腰を起こしやすいですし、このぎっくり腰をうまく治していないとそれから先ずっと重い痛みが残り続けたりします。
これを慢性腰痛と言います。
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この慢性腰痛。もう何やってもかわんねー∩(・∀・)∩ モウ オテアゲダネなんて思っていませんか?
ぎっくり腰よりは痛くないし我慢できるしなんて思っていませんか?
いえいえ、これをそのままに残していると後々齢をとった時に圧迫骨折や脊柱管狭窄症といった辛い痛みに悩まされますよ!!
今日はそんな昔からの腰の痛み(慢性腰痛)を治すためにしていただきたいことを紹介していこうと思います。
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■慢性腰痛の症状
慢性腰痛の痛みは重だるい鈍痛だったり疼くような痛みだったりすることが多いです。ではどんな時にこの痛みが起きやすいのか書きだしていこうと思います。
・長時間同じ姿勢をすると痛い(運転、PC作業、立ち仕事)
・動き始めは痛いが動き出すと痛みが軽減する
・冬場に痛くなりやすく、夏場は痛みが和らぐ
・朝起きる時がとても苦痛
・前屈みをすると鈍痛が起こる
などがあげられます。
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■慢性腰痛の原因
慢性腰痛の原因となる部位ってどこだと思いますか?腰痛だから腰じゃないのかと思うでしょうが、実は慢性腰痛の場合は腰が悪いから痛みが出ているだけでなく他の部位にも原因があります。そのせいで治りずらいとも言えるんです。
ぎっくり腰のような急性腰痛になると腰の筋肉や腰の関節が原因になってくるんですが、慢性腰痛の場合はぎっくり腰の後に上半身の筋緊張によって起こる慢性腰痛と下半身の筋緊張によって起こる慢性腰痛の2種類の原因に分かれてきます。
上半身型慢性腰痛
主に上半身を使う事が多い人がなる慢性腰痛です。運転、PC作業、編み物、椅子に座っての作業、スマホの見すぎなどをする人が多く、原因部位としては首・背中・肩周辺の筋肉の凝りが強いせいで、腰の筋肉も一緒に固く凝ってしまいます。
現在はPCやスマホ、車など長時間使用する人が多いので、慢性腰痛になっている人の約8割は上半身型慢性腰痛の人だったりします。
下半身型慢性腰痛
下半身型の場合は下半身を良く使うアスリートや学生、肉体労働の仕事の人とかが多いです。この場合は下半身(お尻、ふともも、ふくらはぎ)の筋肉が原因で、弛んでいれば歩く振動や疲れを負担してくれるんですが、筋肉疲労によって固くなっていると足だけでなく腰にまで疲労が溜まってしまいます。
それによって腰の筋肉が固くなり腰痛が引き起こってくるのです。
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■気を付けること
では上の2つの原因を踏まえてもらって気を付けることを書いていきます。長時間の作業を控える
長い事同じ姿勢、同じ運動を何度も繰り返すことで、上半身や下半身の筋肉が固くなってしまいます。なので、少し休憩時間を入れることが大事です。
ストレッチを心がける
筋肉が固くなってくる事で起こる慢性腰痛なので、上半身と下半身に対してのストレッチをすることが大事です。先ほど書いたように休憩時間を入れた時に体を動かしたりストレッチをしてあげることで、痛みが引いてきやすくなります。
特に下半身型の人はしっかりとストレッチをして伸ばしてやることが大事です。
温める
筋肉は冷えると固くなってきます。特に寒い冬などは体全体が冷えやすいので、腰にホッカイロを一枚など貼ってあげるととても動きやすくなります。
前に湿布について書いている記事でも紹介したんですが、湿布を貼ってからホッカイロを上に貼ると痛みを抑えて筋肉を温めることができ固くさせないようにしてくれます。
体を動かす
上半身型の場合は体をあまり動かさないでの作業が多い人がなりやすいので、少し運動などをして体を動かしてあげることが大事です。特に座り仕事の人は腹筋が弱くなりやすくお腹の筋肉と腰の筋肉のバランスが崩れ腰の痛みが激しくなる場合があるので、気を付けてください。
体重を増やさない
太ることは腰や下半身への負担を増やすことになります。急激な体重の変化に気を付けましょう。
体重の変化が激しいと腰を痛めやすくなります。
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■治すためにやってほしい事
さて、本題ともいえる治すためにやってほしい事です。ここだけをしっかり読んでいただきたい!!
ウォーキングは全身運動
運動をすることが大事なんですがやみくもに運動しても体を痛めるだけです。そこで一番効率の良い全身運動としてウォーキングを私は推奨します。
時間としては20~30分。しっかり腕を振り、足をあげながら歩くことが大事です。
腕を振ることで背中と腰の筋肉を動かし、足をあげながら歩くことで腹筋を鍛えることが出来ます。
あわよくばダイエットにもなるんですよ( ´∀`)bグッ!
ぶら下がり健康法
これが私一押しの情報です。最近ぶら下がれる鉄棒など公園から無くなってきていますが、このぶら下がるという行為がとても体にいいんです。
ぶら下がることによって腕の筋肉、肩の筋肉、背中の筋肉、腰とお尻の筋肉と狭くなっていた腰の関節と腹筋をバランスよくしっかり伸ばすことが出来ます。
足が着くか着かないかくらいの鉄棒に約10~15秒くらい3回ほどぐ~とぶら下がってみるだけです。
できればウォーキングで、体を動かして温まっている状態のまま伸ばすとより効果が実感できると思います。
昔、ぶら下がり健康器具が流行ってたましたが、まだネットでは売ってあるみたいですよ。
私も一時期ぎっくり腰の後に慢性化して左下半身にしびれが出るまでの慢性腰痛になったんですが、ウォーキングとぶら下がりをすると劇的に痛みとしびれが治まりました。
背中と腰の筋肉の固さや腰の関節が狭くなっているのは自分ではどうしようもなかったんですが、ぶら下がって伸ばすことで、背中のストレッチになり腰の関節にかかっていた負担が減ったおかげで、しびれも治まったのだろうと思います
ただ、ぶら下がる場合は肩を上にあげると肩に痛みがある人はやめておいてください。
あと、60代以降の人にはぶら下がりはおススメできません。降りた時に圧迫骨折を起こすリスクがあるので、やめておいてください。
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■まとめ
日常的な慢性腰痛には是非ともウォーキングとぶら下がり健康法を試していただきたいです。ウォーキングする時間とやる気が・・・という人でもぶら下がるだけでかなり違ってくるので、ぶら下がり健康法だけでもやってほしいです。
しかもこのぶら下がり健康法は背中が痛めた人にも背中の筋肉のストレッチになるので、背中の固まった痛みに対しても使えるやり方です。
一度騙されたと思ってやってみてください。良い効果が期待できますよ( ´∀`)bグッ!
最後まで読んで頂き、ありがとうございました
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