私の子どもの頃に親戚の集まりで、父と叔父が熱燗で晩酌をしていることがありました。
徳利からお猪口にトクトクと注ぐ姿と音。そしてそれをクイッと呑む姿。

美味しそうに呑み合う姿に子どもながら憧れを抱いていました。
そんな憧れの徳利とお猪口。

最近、我が家の晩酌シリーズでも日本酒を呑むようになり、流石にガラスのコップで呑むのが悲しくなってきたので、徳利とお猪口買っちゃっいました(´∀`*)ウフフ

という訳で、今回は徳利とお猪口のお話と買った徳利とお猪口の紹介をさせていただきます(๑•̀ㅂ•́)و✧

スポンサードリンク





■徳利とお猪口

pottery-180555_1920
右が徳利、左がお猪口です。

徳利
徳利(とっくり、とくり)とは、首が細く下部が膨らんだ容器の一種。現在では主に日本酒を注ぐために使われていることが多いです。
陶器で作られたものが多く、日本酒のほかにも醤油や油などを入れて貯蔵していたものもあります。

この徳利という名前の由来は正確にはまだわかっていません。
主な由来としては

①注ぐときに『トクリトクリ』という音に由来する
②ハングルの『酒壺』の意味で『トックール』に由来する
③見た目以上にお酒が入るので、この瓶で飲むと『徳と利がある』という意味で、当て字としての由来

があります。
私的には①と③の二つの意味で、名前が徳利なんじゃないかと思っています。



お猪口
猪口(ちょく、ちょこ)とは、小さな器のことを指します。一般的に酒を飲む為の小型の器(盃)、または、蕎麦をそばつゆにつけるための容器(蕎麦猪口)のことをいいます。
徳利と同じで、陶器で作られているモノが多いんですが、こちらはガラス製で作られているものもよく見られます。

陶器で作られているお猪口は熱燗も冷酒でも使えますが、ガラス製のものは熱に弱いので、冷酒を飲むときなどに使われています。
有名なのは薩摩切子や江戸切子とかですね。これに冷酒を入れてクイッと飲むのはなんともクールです。



お猪口も徳利と同じで由来などはまだわかっていませんが、主な由来としては

①ちょっとしたものを表す意味の『ちょく』と飾り気がないことや安直を表す『直(ちょく)』からの由来
②「ちょこ」の語源は福建音あるいは朝鮮音で水や酒の器を意味する『鍾甌(チョク/チョング)』からの由来

があります。
日本では元々料理で使われる小器のことを猪口と言っていたので、韓国由来なのかどうかは正直わからないところです。



 ▶目次にもどる

■買った徳利とお猪口

それでは私が買った徳利とお猪口を紹介していきます。
ちなみに購入したのはこちらの徳利とお猪口です

高級感漂う黒い陶器に徳利とお猪口の注ぎ口と飲み口の青色がまた美しく、amazonや楽天で良さそうなのがないかと探していた時にこれを見つけて一目惚れしてそのまま買ってしまいました。

徳利サイズ:(約)直径6.5cm✕高さ11.5cm、容量:170ml、盃サイズ:(約)直径6cm×高さ3.3cm
生産国は日本で、美濃焼。お値段は徳利とお猪口2個ついて2,330円と驚きの安さです。



そして届いたもの
082
専用のBOX入りで、すでに箱の時点から私のテンションは上がり調子ですワァ───ヽ(*゚∀゚*)ノ───イ

たまに商品写真とどう見ても違うだろというものを送られてくるのがネットの怖いところですが、これは商品の写真のまんまのものでした。

092
お猪口は我が家の晩酌でおなじみのカールがすっぽり入るくらいの大きさです。
086
うん、なんだろうか。この目玉のおやじ殿を思い浮かべてしまいそうになる構図は(;´Д`)

お猪口は少し厚め(カールのアゴが乗るくらい)に作られているので、熱燗などでも持ち手部分が熱くならなくてもよさそうです。

087
縁(ふち)部分の青色が鮮やかで、それがまた黒い陶器部分を映えさせてくれてとても美しい。

徳利も表面のざらざらとした手触りが良くて、こちらも注ぎ口部分の青色がまた(・∀・)イイ!!

088
すいません。撮り方が下手なもので、わかりずらいですね(;´Д`)
けどこれは見た目も手触りも大満足でした。



スポンサードリンク



目次にもどる

■使ってみた

せっかくなのでさっそく使ってみました。
ですが今回飲んだのは日本酒ではなくて前々回の我が家の晩酌で紹介した『男梅のお酒』。

男梅蔵の男梅肉を使い男梅蔵の男梅エキスが入った男の中の漢(おとこ)のお酒『男梅の酒』をお猪口で飲むことは有りではないのかと思ったわけです(゚д゚)/
まぁ男梅の酒はリキュールなんですが、ちょっとこれはお猪口で大人な感じに飲みたいなと思っていたので、使ってみました。
119
徳利があるおかげで、飲む量も飲みすぎないように制限できるし、お猪口に注ぐときもこぼれないのがいいですね。
そしてこのお猪口の一番いいところはお酒を注いでからです。

120
見づらいんですがお猪口のお酒の入っている底が光に反射してキラキラとしているんです。
まるでお猪口の中に星空を散りばめたようにお猪口を動かすたびにキラキラと瞬くのですo(`・ω´・+o) ドヤァ…!

視覚と味覚でお酒を楽しめるというのが私は初めての感覚で、見た目大人な飲み方に憧れて買ったんですが、まさかお猪口の中にこんな発見があるとは驚きでした。
焼き物は飾っておくだけでも美しいですが、使う事でもまた違う美しさを表すという事を知りました。

嫁さんがお皿をお気に入りの焼き物で揃えようとする気持ちが少し理解できてきたような気がするんですが、それでもちょっと高いのはやめてほしいな(;´∀`)…ァハハハ…ハハ…ハ…








 ▶目次にもどる

■まとめ

今回購入した徳利とお猪口ですが、私的には大変満足しています。
写真の撮り方が下手なせいで、よいところを全然撮れていませんが、見た目が美しく、手触りもざらざら感が心地良く、熱燗にした場合も徳利とお猪口に厚さもしっかりあるので冷めずに美味しく飲めそうです。

そしてなによりお猪口のお酒を注いだ後の姿が素晴らしい。
日本酒のように透明だとまたお猪口の底が映えてきそうですね。

今回は男梅の酒だったのでそのまま飲みましたが、次は日本酒を熱燗にして飲んでみたいと思います。

徳利とお猪口を探してる人はこの徳利とお猪口を参考に一度見にいってみてください。
なかなか悪くないと思いますよ(´∀`*)ウフフ


最後まで読んでいただき、ありがとうございました。



 ▶目次にもどる

↓ポチっとしてもらえれば励みになります。
ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

人気ブログランキング