春から夏にかけて庭の雑草は少しずつその勢力を広げていきます。
その成長速度は恐ろしく、気づけば庭一面緑になってたΣ(°д°ノ)ノなんてこともあるほどです。
それほどに暖かい気候は植物達にとってはとても良い環境なのです。
そんな暖かい気候は夏まで続き、夏になった時にはジャングルのように雑草が蔓延(はびこ)ってしまいます。
出来ることなら秋から冬にかけての防草対策をするのがいいのですが、その時期に出来なかった場合のために春からの防草対策をまとめてみようと思います。
■春から夏の防草対策で気をつけること
まずは冬に枯れた雑草を除ける
この枯れた雑草を残しておくと堆肥(たいひ)となってしまうので、これはこれから生えてくる雑草たちの肥料となってしまいます。
なので、この枯れた雑草をまずは除けておくことが大事です。
ついでに少しずつ生えてきた雑草も除けてしまえば、防草対策をするのにも楽になります。
春から夏は草の伸びと虫に注意
雑草は暖かくなると成長がとても速いです。こいつらはどんどん芽吹いて庭を侵食していきます。
そして暖かくなると虫たちも冬眠から目覚め動き出します。
バッタや蝶々なんかは可愛いものですが、マダニにムカデ、ケムシ、ゴキブリなどの害虫も続々と現れてきます。
雑草の伸び方も早いですし、伸びた雑草を害虫たちは住処にしてしまうので、暖かくなりすぎる前にやってしまうことが大事です。
春から夏にかけての防草対策はスピード勝負なのです。
暖かくなり始めは腰を痛める
温かくなってきたから冬みたいに腰や背中を痛めないだろうと思ったら大間違いです。
むしろ暖かくなって動きやすくなった時期ほど気が緩(ゆる)んで、腰を痛める人が多いのです。
冬場ほどすぐに痛めませんが、する前にしっかり準備運動・準備体操をしてからやっていきましょう。
休憩と水分補給はこまめに
暖かくなってくるので、汗をかきやすくなる季節でもあります。作業をしているとついつい没頭してしまい、水分補給を怠ってしまいます。
まだ春のうちは脱水症状まではいかないにしても体の水分が減ってくると運動能力や思考能力の低下などが引き起こってくるので、時間を決めて休憩と水分補給をすることが大事です。
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■春から夏の防草対策に適した格好
・長袖長ズボンのジャージ・靴は靴下を履いて長靴
・軍手よりは園芸用ゴム手袋
・帽子
・首に巻くタオル
春から夏へと暖かくなっていきますが、半そで半ズボンで防草対策をするのはとても危険です。
毒をもった害虫たちが肌を露出している場所に攻撃を仕掛けてくるかもしれません。
出来る限り肌の露出が少ない恰好で、作業を行うのが大事です。
まだ肌寒さが残る春は腰にホッカイロをつけると腰を痛めずにできるので、貼りながらやりましょう。
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■春から夏にする防草対策
冬場に枯れた雑草を除けて終わり・・・では再び雑草は生えてきます。このままでは夏までに雑草ジャングルなんてこともありえますよね。
なので、防草対策しちゃいましょう(๑•̀ㅂ•́)و✧
あまりお金をかけずにできる春から夏の防草対策を上げていこうと思います。
草取りを頑張る
1番お金をかけないやり方と言えば草取りです。毎日とは言いません。1週間に1回決めた時間決めた範囲をやっていくことで、少しずつですが防草対策になっていくはずです。
ただ、根気とやる気が必要です。モチベーションを下げずにやれるかどうかがネックです。
土を踏み固める
けもの道って知っていますか?山や野原など雑草が生い茂っている場所にできる雑草が生えていない道なんですが、これってその道を動物たちが毎日毎日通って踏み固めるので、雑草が生えないようになっていきます。
これを庭の防草対策に応用するのです。
冬場では寒くて外で遊べませんが、春から夏は気候が暖かくなるので、子どもやペットのわんちゃんは庭で遊ぶことができます。
外で遊ばせるのと同時に、ついでに庭の土も踏み固めてもらいましょう。
できれば草取りをした跡の上で、毎日遊んでもらえるとかなり防草効果が出ると思います。
防草シートと真砂土を撒く
これは去年の我が家の庭でやったことです。防草シートを庭に敷き、その上に真砂土を10㎝ほど撒いていきました。
雑草は5㎝以上土が乗ると生長できず、種も発芽しなくなります。
時間と労力はかかっていますが、業者に頼むと60万円近くかかると言われた作業を5万円くらいに抑えてすることができました。
現在もこまめに生える雑草はちょこちょこ抜いていますが、それほど雑草に悩まされることはありません。
固まる真砂土を撒く
こちらは先ほどの真砂土を撒くとは違って水を撒くと固まる特殊な真砂土を撒きます。これだけでかなりの防草効果を発揮しますが、防草をする範囲が広い場合はそれなりの量が必要になるので、ちょっとお金がかかってしまいます。
15kg最安値で698円ですが、1㎡に4㎝の厚さで敷いて5袋ほど必要になります。
狭い範囲を撒く場合はいいんですが、広範囲に撒く場合は大変なので、あまりおススメできません。
芝生を植える
3月~5月にかけては芝生が根付きやすい時期でもあります。こちらの芝生は6m×2で3213円。
芝生はとても強い草で、芝生を植えてしまうと他の雑草は生えるスペースがなく生えてこなくなります。
庭の見た目と色合いが良くなるので、好んで芝生を植える人も多いです。
なんかちょっとブルジョワチックですよね(´∀`*)ウフフ
ただ、芝生も植物なので、だんだん伸びてきて見栄えが悪くなることもあるので、長くなってきたら芝刈りをしないといけません。
ちょっとこれに乗って芝刈りやってみたいですね。
家庭菜園を作る
これは少し前に記事にしたので、よければそちらを読んでいただけると嬉しいです。除草剤を使う
枯れた雑草を除けた後、除草剤を使うという手もありです。その場合は土に顆粒タイプの除草剤を撒いて土を雑草が生えないようにしていきます。
関連記事
・除草剤の効率的な使い方
・除草剤の効率的な使い方
このブログでも何度も紹介している除草剤ですが、子どもやペットのいるご家庭には私はおススメしません。
とても効果はありますが、撒く場所を考えて使う事をお願いします。
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■まとめ
雑草が伸びきる夏までにできれば防草対策をしておくとこれから先の庭の雑草が生えずらくなるかもしれません。夏場に出てくる害虫たちも住処となる雑草が少ないと出てくる確率がぐっと下がります。
もし秋から冬にかけて防草対策ができなかったのであれば、春からの防草対策をやってみてはどうでしょうか?
まだまだ手遅れではないので、よければ参考にしながらやっていってもらえたら嬉しいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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