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季節の変わり目や寒くなってくる季節は風邪をひきやすい時期でもあります。
そんな時のために我が家では、長男にお手伝いをしてもらってアンズ(杏)やかりん(花梨)、キンカン(金柑)の3種類を風邪対策用に果実酒として昨年作ってみました。

そして現在、夏場の猛暑から一気に涼しくなったせいか喉の調子が悪くて咳が出始めたので、悪化しないように保管してある床下収納から出して飲むことにしてみました。
作ってから気づけば1年経っているので、果実酒の漬かり具合と出来栄えを今回は紹介していこうと思います。

■目次


 ▶アンズ酒
 ▶かりん酒
 ▶キンカン酒
 ▶まとめ


■アンズ酒

アンズについての詳しい内容とアンズ酒の作り方はこちらを参考にしてください。
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子供と作る杏酒
長男と初めて作った果実酒という思い出深い一品です。
この時はアンズを2㎏ほど貰ったので8Lの保存ビンを使って、3.6Lのホワイトリカーで漬けてみました。

今考えるとかなりの量を漬けてますね、自分(´▽`;) '`'` 
その時に漬けたアンズ酒の姿がこちら。
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8Lの保存ビンに結構ぎりぎりに漬けてます。


1年漬けたアンズ酒の姿
さてさて、では1年近く漬けてどんな風になったのかお見せしましょう。
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どうです?かなり貫禄が出た色をしているとは思いませんか( ´∀`)bグッ!
漬けてあったアンズは長く漬け過ぎると味にえぐみが出てくるので、半年ほど漬けた時に除けてあります。

その時はまだ微妙に透明だったんですが、それから半年経つとここまで深みのある色になってくるとは驚きです。
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ホワイトリカーのアルコール度数が35%なので、臭いを嗅いだ瞬間はアルコールの香りにちょっとむせました。
ですが、香りは酸っぱさを含んだ優しい甘さ。良い感じにアンズのエキスが出ていそうです。


色と味
グラスに注ぐと薄い琥珀のような色合い。
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保存ビンに入ってるとかなり濃い色になっていると思っていましたが、グラスに入れるとまた印象が変わって面白いですね。
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飲んでみると、酸っぱさと少しえぐみ、そしてアンズの香りと甘さがしっかり感じられます。
アルコール度数も高いので、かなり酔いが来る感じです(´∀`*)ウフフ




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■かりん酒

かりんについての詳しい内容とかりん酒の作り方についてはこちらを参考にしてください。
昔、何も知らなかった私は、よくわからずに母から借りたらっきょうを漬けていた保存ビンを使ってかりん酒を漬けた経験があります。
その時、私は絶望しました。らっきょうの恐怖の存在感に(ノД`)シクシク

かりんを漬けたはずなのに、香りと味はほぼらっきょう風味という恐怖のかりん酒を爆誕させてしまった己を心から悔いたのは悲しい思い出です。
昨年は、それのリベンジを兼ねてと風邪予防のためにかりん酒作りをしました。

ついでに漬けたかりんはちみつは、子どもと嫁さんに大好評で、すぐなくなってしまったので、割愛しておきます。
漬けたかりん酒がこちら。
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新品の5L保存ビンにかりん1.2㎏とホワイトリカー1.8L で漬けています。
えぇ、ちゃんと売ってあったらっきょうも何にも漬かったことのない新品の保存ビンを用意しています。

もう二度とあの時の悲劇を繰り返してはならないのです(๑•̀ㅂ•́)و✧


1年(くらい)漬けたかりん酒の姿
こちらが1年経ったかりん酒の姿です。
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こちらもいい色になっています♪
こっちはアンズ酒よりもかなり濃い色になっていますね。

こちらも中に漬けたあったかりんは、漬け過ぎるとえぐみが出始めるので、半年してから除けています。
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開けて臭いを嗅ぐとまずはアルコールの強い香りがブワッときます。
そしてその後に、おぉ!!まさにこれこそかりんの香りヽ(○´ω`)ノ

らっきょうの香りじゃないというだけでも嬉しいのに、ちゃんとかりんの香りがしていることに私感動してしまいました。
それだけらっきょうかりん酒がトラウマになっていたんです。・゚・(ノД`)・゚・。


色と味
グラスに注ぐとこちらはまさに琥珀のようないい色。
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保存ビンに入っているそのままの色ですね。
これは濃そうだ。
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まるでブランデーのような濃厚で凝縮された色合い(*´∀`*)アハン♡♡
飲んでみるとえぐみがあるんですが、完熟した時のかりんの香りをそのまま飲んでいるかのようないいお味です。


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■キンカン酒

キンカンについての詳しい内容とかりん酒の作り方についてはこちらを参考にしてください。
最後はキンカン。これは、今年の1月に漬けたので、まだ一年は経っていない果実酒です。
4.2Lの保存ビンにキンカン1㎏とホワイトリカー1.8Lで漬けています。

漬けたキンカン酒がこちら。
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キンカン酒と一緒に作ったキンカンシロップの方は冷蔵庫に入れて3ヶ月ほど保存しているとカビが生えてしまいました(´Д`)ハァ…
シロップで作るよりはハチミツで作ったほうが長持ちしたかもしれないです。


約9か月漬けたキンカン酒の姿
こちらが約9か月漬けたキンカン酒の姿です。
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写真うつりは透明に見えますが、実際は少し金色っぽくなっています。
上から見た方がわかりやすいかもしれません。
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こちらもアルコールの香りが明けた瞬間きますが、柑橘系独特のさっぱりした甘い香り。


色と味
グラスに注ぐと金色がしっかりわかります。
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キンカンの果汁と皮のエキスがしっかり出ている感じですね。
上から見ると輝いて見えます。
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気持ち甘めに作ろうと思って100gほど氷砂糖を多めに入れたので、飲んでみるとちょっと甘めですが、しっかりキンカンの香りと風味がある飲みやすい果実酒に出来上がっていました。






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■まとめ

どれもしっかり漬かって美味しい果実酒になっていたので、良かったです。
特にカリン酒は1度失敗していたので、ちゃんと出来ていたことにホッとしています。

アンズ酒、カリン酒、キンカン酒は風邪の時だけでなく体が疲れている時にも飲むと良いので、体調管理のために作っておくのも良いです。
作り方は簡単なので、アンズ、カリン、キンカンが手に入ったら作ってみるのも良いと思いますよ。

作り方がわからない時は良ければ参考にしてもらえれば嬉しいです。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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