ジャガイモはその身はホクホク、味も優しく食べやすい。
ちょっと夕飯に1品っていう時にも簡単お手軽で使えるお野菜です。
今年の2月の終わりくらいから我が家では春ジャガイモの栽培を庭にある家庭菜園でやってきました。
これまでのジャガイモ栽培記事
・春ジャガイモの種芋販売開始。植え付けまでに種芋にやっておく事
・春ジャガイモの畝(うね)作り。5回目の真砂土撒き
・春ジャガイモの植え付け。家庭菜園とプランターでのやり方
・春じゃがいもの植え付けから1ヶ月経過、芽吹きと芽かき作業
・ジャガイモを植えて2か月経過。ジャガイモの花と害虫と我が家の害獣
そして植えてから約3ヶ月、とうとう収穫の時を迎えたのです(๑•̀ㅂ•́)و✧・春ジャガイモの種芋販売開始。植え付けまでに種芋にやっておく事
・春ジャガイモの畝(うね)作り。5回目の真砂土撒き
・春ジャガイモの植え付け。家庭菜園とプランターでのやり方
・春じゃがいもの植え付けから1ヶ月経過、芽吹きと芽かき作業
・ジャガイモを植えて2か月経過。ジャガイモの花と害虫と我が家の害獣
ジャガイモの収穫を私だけが楽しんでもいいんですが、せっかくなので子ども達にジャガイモ掘りがどんなものか、ジャガイモがどんな風になるのか知ってもらうために手伝ってもらいました。
今回はジャガイモの収穫時期と我が家のジャガイモ収穫風景、保存方法を紹介していきます。
■春ジャガイモの収穫時期
収穫時期
春ジャガイモの収穫時期はジャガイモを植えてから90~110日と言われています。約3ヶ月が一つの目安です。我が家のように2月の終わりに植えた場合は6月くらいには収穫できるようになります。
そしてこの時期くらいになると自然とジャガイモの葉っぱや茎の色が黄色くなって枯れてきます。
病気?!っとびっくりするんですが、これがジャガイモを収穫しておkのサインでもあるんですよ。
なので、ジャガイモの収穫時期は、約3ヶ月経ち、葉や茎が枯れ始めた時期になります。
収穫のタイミングを逃すとそのままジャガイモが腐ってしまうなんてこともあるので、しっかり見極めましょう。
収穫する前に試し掘りも大事
ジャガイモは20度を超えだすとイモを形成しだします。そろそろ3ヶ月経つけどまだまだ葉っぱが青々している。本当に出来てるのか不安(ノД`)シクシクと思う人は私だけじゃないはずです(๑•̀ㅁ•́ฅ✧
そんな心配性でせっかちさんなあなた。試し掘りしちゃいましょう。
出来ているかどうか見るのも収穫時期を考えるうえで大事なことです。というかできている姿を見てテンションを上げましょう(๑•̀ㅂ•́)و✧
収穫する日
試し掘りをしてジャガイモができているのを確認し、そして3ヶ月経って葉っぱも枯れだすと収穫となるんですが、この収穫する日も気を付けないといけないことがあります。それは天気。
収穫する日は天気が良い日であることが一番大事。しかも2日前から天気が続く日を選ぶことが大切です。
ジャガイモは雨に濡れたりして水分が付いていると収穫しても腐ってしまったり、カビが生えてしまう事も多いです。
収穫した後は、半日程度日光に当ててイモの表面を乾燥させないといけないので、収穫するときは2日前から天気の日を選んでください。
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■我が家の春ジャガイモの経過
植えてから2ヶ月経過した状態
これは前回のジャガイモ記事の植えてから2ヶ月経った4月29日の家庭菜園の状態。右の1畝がデジマ、左の2畝にキタアカリを植えています。
そしてこちらがプランターの状態。
どちらもかなりしっかり生い茂ってくれてますね。
2ヶ月~収穫まで
5月3日この日はGW。そしてなぜか台風並みに風が強い日でした。
そのせいで生長して背が伸びているジャガイモに風がもろにあたるあたる。・゚・(ノД`)・゚・。
強い風が左のキタアカリの畝から右にぶつかってくるので、全体の3割の茎がぽっきりおられてしまいました。
左から写真を撮ると分かりやすいかもしれません↓
葉っぱの裏がほとんど見えるくらいに、風にあおられて手前のキタアカリの茎なんかほとんど折れてました(´Д`)ハァ…
プランターは移動させて風はどうにか大丈夫だったんですが、さすがに家庭菜園のジャガイモはどうしようもなかったです。
5月9日
風によって被害はありましたが、どうにか盛り返した模様。
ですが、特に風の被害を受けていた左の畝のキタアカリはちょっとやばそう(ノД`)
近くに行ってみるとほぼ茎が折れているけどどうにか頑張っているような感じでした。
↑見えずらい場合はクリックしてもらえれば大きくなるはずです。
5月16日
右畝のデジマと真ん中のキタアカリはしっかり青々しているんですが、どうも左のキタアカリは元気がない。
特に左の手前のキタアカリなんて折れた茎がやはりダメだったみたいで、1本だけ残して茎と葉が枯れてしまっていました。
風恐るべしです。風除け用の仕掛けを造るべきだったと後悔しました。
これは今後の家庭菜園の改善点ですね。
んでプランターなんですが、右のキタアカリが微妙に色が変わってきました。
これはそろそろ収穫のサインかもしれませんね((o(´∀`)o))ワクワク
5月23日
この日は雨模様。家庭菜園は恵みの雨のおかげか元気に生い茂ってくれています。
ですが注意深く見てください。左端の1ヶ所。緑がなくなっているところありますよね(´;ω;`)
あそこにあったのが風にやられてほとんど茎が折れていたキタアカリです。
どうにか1本だけ茎が残っていたので、それだけ残して頑張ってもらっています。どうにかできてくれたらいいんですが、どうでしょうか(;´・ω・)ウーン・・・
プランターは左のデジマはまだまだなんですが、右のキタアカリはだんだん枯れて行っています。
これは良い傾向です。
5月26日
ジャガイモを植えたのが2月25日なので、この日で3ヶ月。
なんか全体的に葉っぱの色がくすんできましたね( •̀∀•́ )✧
しかもちょっと見切れてしまっているんですが、家庭菜園の左端手前の茎1本だけで頑張っているやつは完全に枯れていました。
そしてプランターもキタアカリは完全に枯れています。
試し掘り
5月26日は家庭菜園の左端手前の1本の茎とプランターのキタアカリが完全に枯れていたので、試し掘りがてら収穫してみました。まずは家庭菜園の1本だけのやつ。
もしかしたら茎1本だけだからできていないかなぁ~っとあまり期待しないで周りを崩してみると
ジャガイモイタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
ちょっと小ぶりだけど全然いいよ。いい感じだよ。というかよく頑張ったよ1本の茎でd(╥ω╥`)
けどこれだけじゃなかったんですよ。
掘ってみるとこれだけでてきましたヽ(○´ω`)ノ
大きいのは次男むっちりのお手手と同じくらいのサイズ。
そしてプランターも掘ってみました。
こちらも小さいのが多いですがいい感じです。
2つのジャガイモでこれだけのジャガイモが取れました。
これなら他のジャガイモも次の週あたりには収穫してもよさそうですね。
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■春ジャガイモを子どもと収穫
前の週の試し掘りで確かな手ごたえを感じたので、その次の週にジャガイモ掘りを決行しました。当日は3日前から晴れ模様。ジャガイモ掘りにこれ以上の日はないですね。
6月3日のジャガイモの状態
あ、奥に大五郎みたいのが居ますが後程紹介するんでスルーしておいてください。
右のデジマはまだ微妙に緑がありますが、真ん中と左のキタアカリはほぼ枯れてきていますね。
植えてから3ヶ月以上で、茎と葉が枯れている。これはいい感じです( ´∀`)bグッ!
プランターのデジマはいい感じに枯れています。
これなら全部収穫してもよさそうです。
長男と次男むっちりを引き連れていざ、ジャガイモ掘りです。
大量に収穫できるかもしれないという淡い期待をのせて、2輪車を用意。
ってなんか載ってるし(°д° )!!一丁前に軍手を付けようとしていますねこの大五郎(次男むっちり)(´∀`*)ウフフ
この後彼はここから落ちて大泣きするんですが、自業自得なので(゚⊿゚)シラネ
キタアカリの収穫
まずは左からキタアカリの収穫をしていきます。掘れば出てくるジャガイモに子どもたちは大興奮。
むっちりは軍手の代わりに手袋をはめてお手伝い。
一生懸命掘ってくれてますね(´∀`*)ウフフ
よっぽどジャガイモ掘りが楽しかったのか、長男から「今日の夕飯はジャガイモ食べたいな」の一言頂きました(゚д゚)/
うん、まぁ…長男、お前は食べなかったけど昨日の晩酌の『庭で作ったジャガイモのポテトフライ』は同じジャガイモだからな。
まぁいいけど(´▽`;) '`'`
実は横を掘るとジャガイモを傷つけてしまうんで、普通はそのまま茎を引っ張って収穫した方がいいんです。
今回は子どもにどんなふうにジャガイモが生っているのか見せるためにあえて掘らせてます。
ちなみに引っこ抜くと結構ごっそり抜けます。
1つの種芋から大小9個くらい出来ていましたヽ(○´ω`)ノ
デジマの収穫
まずはプランターのデジマを収穫。こちらはなかなかいい大きさです。
プランターでこのくらい収穫。
キタアカリに比べると少し少ないんですが、大きさはデジマの方がしっかり大きくなっています。
お次は家庭菜園のデジマを収穫していきます。
まずはどんな感じか横から掘ってみると
おぉ!これは大きいですよ(;゚∀゚)=3ハァハァ
引っこ抜いてみると
大人のこぶし大の奴がゴロゴロ♪
デジマは1つの種芋から7個くらいの大き目のジャガイモが収穫できました。
収穫しているときの注意
ジャガイモはしっかり土寄せがされていなかったり、ジャガイモが土から出て陽を浴びていると緑化してしまいソラニンと言う毒素を持ってしまいます。こんな風にちょっぴり緑色っぽくなってしまうんです。
この場合は食べてしまうと中毒症状が出てしまうので、間引くことをおススメします。
そして小さすぎるジャガイモもソラニンを多く含んでいるので捨ててしまいましょう。
農林水産省の定める大きさとしては直径3㎝以下のジャガイモは食べないほうがいいと言われています。
こちらも見つけたら茎と一緒に捨ててしまってください。
掘った後は?
ジャガイモは掘った後は、土が付いたまま半日ほど陽に当てて乾かしてあげないといけません。洗うなんてもってのほか!!
洗ってしまうと腐りやすくなるんで絶対に洗ってはダメですよ。
なので、土の付いたまま収穫した後の土の上に半日ほど置いておきましょう。
右『デジマの種芋9個』、左『キタアカリの種芋16個』でこのくらいの収穫量です。
私的にはよくできたと自分を褒めてやりたいところです( ´∀`)bグッ!
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■春ジャガイモの保存方法
ジャガイモは収穫してすぐに食べれるんですが、風通しの良い日陰に2週間ほど置くことで水分が飛び、ジャガイモのでんぷんが糖に代わって、旨みと甘みが増していきます。この時に光が当たるようなところに置いてしまうと、芽が出たり、緑化してしまうので、保存方法をしっかりしてやらないと食べれなくなってしまいます。
保存方法さえちゃんとしてやれば3ヶ月近く保存することができます。
段ボールで保管
まずは半日ほど土の上で置いておいたジャガイモを回収します。キタアカリだけなんですが結構量がありますね。
これを段ボールに入れて保管していきます。
ここでも子ども達が手伝ってくれました。
長男はちゃんと入れてくれるんですが、むっちりはワイルドに投げ入れていくんでやめてほしかったです(ノД`)シクシク
こんな風に分けて入れて置くとわかりやすいですよ。
この上に光りを防ぐためにチラシを置いてやれば完成です。
あとは玄関の隅に置けば光が入りずらいし、風も通るのでちょうどいいんじゃないでしょうか。
コンテナで保管
段ボールだと量があると下のジャガイモがつぶされないか不安になるところです。そこでコンテナに入れて保管するというやり方もあります。
最近では折り畳み式のコンテナもあるので折り畳み式がオススメです。
我が家は量がちょっと多かったので、コンテナを使ってみました。
畳むとこんなにコンパクト。
広げるとこんなにゆったり入ります。したに新聞紙を敷くのを忘れずに(・д・)/
しかも穴が空いているので通気性がいいのがジャガイモを腐りずらくしてくれます。
上にチラシで光を防ぎ、重ねることでコンテナ一つ分で収納することが可能です。
これなら収納スペースを取らずすみます(`・ω・)bグッ!
これで玄関の隅に置いておけば保存できます。
なので上の2つの保存方法で持たせることが出来るんですが、出来れば早めに消費していくことが一番望ましいです。
早めに消費する事も大事
春ジャガイモは収穫した後に湿気の強い梅雨と蒸し暑い夏が来るので、ちょっと腐りやすいんですよね(੭;´ ꒫`)੭なので上の2つの保存方法で持たせることが出来るんですが、出来れば早めに消費していくことが一番望ましいです。
野菜室で保存
冷蔵庫での保存方法もあるんですが、温度が低くなりすぎるとでんぷん質が低温障害を起こし、早く傷んでしまいます。もし冷蔵庫で保存するなら冷蔵室ではなく必ず野菜室に入れるようにしてください。
使いやすい数を小分けしてキッチンペーパーで包み、ビニール袋に入れて保存するのも一つの手です。
ただ、常温保存に比べるとあまりいい保存方法ではないそうです。
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■まとめ
2月の終わりに植え、約3ヶ月でここまでしっかりジャガイモが収穫できるとは思いませんでした。2度ほど台風並みの強風で茎が折れたり、枯れたりとアクシデントはありましたが、子どもたちと一緒にジャガイモ掘りを楽しめたので本当に良かったです。
ジャガイモがどんな風に出来てどんな風に収穫するのか、子どもたちにとっていい経験になったんじゃないかと思っています。
2人とも楽しそうに手伝ってくれたのがとても良かったです。
ジャガイモは連鎖障害をしてしまう野菜の1つなので、また時期を見て今度は違う品種のジャガイモに挑戦してみたいと思います。
ジャガイモ栽培は少しする事はありますが、それに見合うほどの量と達成感があるので、家庭菜園やプランター栽培にいかがでしょうか?
ジャガイモを植える時は、よければこれまでのジャガイモ栽培記事を参考にしていただければ嬉しいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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